魔改造版Windows 2000に Baidu AntiVirus 2015 を入れてみたよ
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Baidu製、ウイルス定義ダウンロード以外の用途でかってに通信。アンインストールしようとすると女の子が出てきて泣く( ゚д゚)わら #こんなセキュリティソフトは嫌だ |
Android 版セキュリティソフトも作ってるくらいだからPC版もあるんじゃ?
Baidu Antivirus | Professional Antivirus + Ultrafast Cloud Security
と思ったらありました。
ただし、日本語は非対応
これを仮想環境のWindows 2000に入れてみてどんなものか使ってみました。
オプションは インストールする場所だけ
あっさり入りました。
左下に傘のアイコンがありますが、AntiVirのエンジンが有効になりません。
FireWallも動作していないようです。Windows 2000だから、まぁ仕方ないですね。
しかし、再起動要求するので再起動してみたところ、 Avira を選択できなくなってしまいました。わけがわからないよ!
気になるのは、サービスがクラッシュしたときの動作
まるで、nProtect 製アプリがクラッシュした時みたいに、一部のAPI処理がスキップされ不安定になるんだよね。
これ、もしかして、APIトラップして、全部スキャンしてる上、クラッシュ時に退避した情報戻せないんじゃね?
酷いときはPCが起動できない状態に…レジストリ破壊すんなや・ω・;
カスタムスキャンしてみたところ 0.2秒で終わったよ!
どうやら、メモリだけのスキャンらしい
フルスキャンしようとしたら…拡張カーネル のkernel32.DLLがヒューリスティックエンジンにウィルスだと判定された!(でも、Virus Total だと引っかからないファイルなんだが…)
でも、該当ファイルをロードするアプリがあっても、すぐに引っかからないからリアルタイムスキャンできないこともあるようだ。
左の Trusted から、信頼したファイルとして登録する。
うーん、でもやっぱり重いし、時々落ちるなぁ…。
日本語版無いか調べてみたところ、ポルトガル語バージョンの作者名が Malware になってて笑った。
というわけで、おなかいっぱいなのでアンインストールするよ
女の子は出ないけど、引き止められるよw
アンインストールしたけど、レジストリにゴミが残ってる
というわけでまとめ、
・機能は多そう
・誤検出が多そう
・おなじウィルスと判定されたファイルでも、スルーしてロードすることがある。
・APIをトラップして、監視して精度を高めてる反面、重そう。
・サービスが落ちたときのリカバリ処理がないみたいなので、不安定になる。(最悪PCが起動しなくなることも?)
・自社エンジン・クラウドエンジン・Avira エンジンのトリプルエンジンだけど、実質1つしか使い物にならない気がする。
・アンインストールが適当でゴミが残る
追記:
今年の AV-Comparatives が酷いらしいというタレこみがあったので掲載します
File Detection Test of Malicious Software including false alarm test March 2015
なんと、誤検出圧倒的No.1
すごい、AV comparatives の評価が【テストしました】だけ!☆がない!
更に追記
最新版 2015年9月のテストでは、Baidu は Crasy many FP's!
F-Secure の誤検出の多さも光ります ・ω・
こないだの、社員による情報流出幇助の事件、
あれも『問題ない』ってのが誤判断なんじゃないですか(ニヤニヤ)
AV-Comparativesでは唯一の★なし評価なのでお察しくださいw
Baidu IMEをアンインストールする際も、女のコが出てきて啜り泣きます。