Virtual PC 2007 SP1 + KB958162 を Windows 2000 で
仮想OS用のHostプログラムとしては、VMWare Player 3が優秀なのですが、うちの環境だとなぜか、Windows NTをインストールすることができません。
そこで、VirtualPC 2007 Service Pack 1を導入してみることにしました。
インストーラーでけられるのですが、fcwinでの加工はできません。
orca を使って、CustomActionセクションのCA_CheckIfWeCanInstall を手動で消す必要があります。
注意する点としては、名前を付けて保存を選ぶと、キャビネット情報が失われて、インストールできなくなってしまうことがあるので、必ず上書き保存をすることです。
インストールの途中でフリーズしたら、タスクマネージャーで全ての msiexec.exeを終了させて、もう一度実行してみてください。
インストール後、日本語パッケージでいれても、何故か英語になってしまいます。
File>Optionの中のLanguageをいったん英語にしてから、再起動して、Japaneseを選びます。
あと、最近のPCには右ALTがないので右CTRLなどに変えておくといいかも知れません。
これで、日本語になるのですが、Virtual Machine Network Service ドライバを開けないとエラーがでることがあります。
いったん、ローカルネットワークの中のVirtual Machine Network Servicesを削除してもう一度手動で入れれば直ります。
Virtual PC 2004 をインストールまたはアップグレードした後に、「物理コンピューター上でネットワーク アダプターが見つかりません」でしたとエラー メッセージが表示されます
後、Virtual PC 2007 SP1用に更新パッケージが出ています。
Virtual PC 2007 Service Pack 1 用の修正プログラム ロールアップ パッケージ (2009 年 2 月 20 日) について
これを入れると、起動時にエラーになってしまうので、KDWから、ws2_xp の強制リンクを適用した iphlpapi.dll をコピーします。
後は、MS09-033 Virtual PC および Virtual Server の脆弱性により、特権が昇格する (969856)
のパッチを適用します。
インストールすると、VMM.sys が 1.1.656.0 になります。
起動時のバージョン表記が 6.0.210.0になっていれば成功です。
Windows NT のセットアップができました。
関連サイト:
Windows2000にVirtual PC 2007をインストールしてみた。 | 煤式自動連結器
使っている MSI Table Editor ORCA のバージョンは?
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