コマンドプロンプトのコマンド処理機能とファイル補完
Windows 2000や XPのコマンドプロンプトはWindows 9xに比べて便利な機能がたくさん追加されています。
たとえば、このデフォルトで拡張機能(処理機能)はONになっているのですが。
SETLOCAL ENABLEEXTENSIONS
で有効
SETLOCAL DISABLEEXTENSIONS
無効に切り替えたり、
起動時に /E:ON /E:OFF のオプションで有効無効にできます。
レジストリ HKEY_LOCAL_MACHINE の \SOFTWARE\Microsoft\Command Processor にある EnableExtensions を 1にすると有効 0にすると無効です。
例えば、MD(フォルダを作成する) コマンド を拡張機能有効で実行すると存在しない階層のフォルダをすべて生成してくれます。
また、ネットワークパスも一部のコマンドで使用できるようになったり、拡張子の関連付けをしてくれます。
影響を受けるコマンド
DEL/ERASE, COLOR, CD/CHDIR, MD/MKDIR, PROMPT, PUSHD, POPD, SET, SETLOCAL, ENDLOCAL, IF, FOR, CALL, SHIFT, GOTO, START, ASSOC, FTYPE
Windows 2000のコマンドプロンプトをさらに拡張する場合、ファイル(ディレクトリ)補完機能が挙げられます。
起動時に /F:ON を指定することで、 Ctrl +F を押すことでlinux のtcsh のようにファイル補完ができるようになるのですが
レジストリ HKEY_LOCAL_MACHINE の \SOFTWARE\Microsoft\Command Processor にある CompletionChar(ファイル補完用) やPathCompletionChar(パス補完用) を設定すると、任意のキーで補完できるようになります。
設定できる値は 0x20未満の値で、コントロールコードを割り当てることができます。例えば、0x09はTABキーになり、デフォルトの 0x40は 無効です
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