記者が名誉回復の為にネットデマを配信する時代 その1

記者よりもネットデマが信用される時代 | 日経 xTECH(クロステック)

以前、私が執筆した解説記事が間違っているとSNSに書かれたことがある。ある問題が起こっていることを取り上げた記事に対して、その問題は既に解決されており、現在は存在しないと指摘された。

 私や編集部に宛てたものではなく、あくまで個人的な書き込みである。ただ、そのアカウントは日頃から有用な情報を発信しているので、私が事実関係を間違っている可能性は高いと考えた。記事に誤りがあれば、訂正しなければならない。そこで、もう一度念入りに確認した。

 ところが、どうやってもその問題が解決されていることを確認できない。OSのバージョンが異なる複数のパソコンでも確認したが、状況は同じだ。指摘した人の検証環境では問題が起こらなかったのだろうが、よく調べてみると、この人が勘違いをしている可能性が高いようだった。
 本来は、その人に連絡を取って確認すべきだったのかもしれない。しかし、私や編集部に直接、連絡が来たわけではなく、あくまでSNSの個人的な書き込みに過ぎない。こちらから下手に連絡すると「誤りを頑なに認めようとしない記者が言いがかりをつけてきた」と受け取られて炎上する可能性がある。

 私の仕事は読者に正しい情報を提供することだ。記事の誤りを確認できない以上、できることはない。この件にはこれ以上深入りしなかった。

まず、これ探してみた

マクロを無効にしてもウイルス感染、恐怖の新型攻撃を体験 | 日経 xTECH(クロステック)

恐らくこれだ

まとめると

「設定」ページの弱点により Windows 10 のセキュリティが失われる恐れ – Naked Security
・ 6月28日に当該セキュリティー問題がセキュリティブログに掲載される
Microsoft Blocks Embedding SettingContent-ms Files in Office 365 Docs
・7月10日にMicrosoftが予防措置として、アップデートのブロックリストで対応したとアナウンス
マクロを無効にしてもウイルス感染、恐怖の新型攻撃を体験 | 日経 xTECH(クロステック)
・7月23日早朝、大森 敏行氏、セキュリティーホール実体験の記事を書く
・7月23日のうちに、ツイッターで日経は Office Update を適用してないのではと揶揄されてプチ炎上
    :
CVE-2018-8414 | Windows Shell Remote Code Execution Vulnerability
・8月14日、Microsoft が脆弱性自体を修正
・8月23日、大森 敏行氏、記事の詳細を書かずに、脆弱性修正のニュースだけ見て、自分が正しかったと早合点して、記事を起こして主張。

|。・ω・) 。o ( うわぁ、これは恥ずかしいですね! )

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