IE6SP1とIE6SP2とIE6SP3の違い

Internet Explorer 6 Service Pack 1 と 2 と 3の違いって あんまり気にしたことがないと思いますが何が違うんでしょうか?

というわけで、ちょっと調べてみました。


バージョン情報の違いは以下の通り。

Version バージョン情報
IE6 6.00.2600.0000
IE6SP1 6.00.2800.1106
IE6SP2 6.00.2900.2180
IE6SP3 6.00.2900.5512

各バージョンで修正される問題については以下のリンクに詳しく書いています。

Internet Explorer 6 Service Pack で修正される問題の一覧
Internet Explorer 6 for Windows XP SP2 および Internet Explorer 6 for Windows XP SP3 で修正される問題の一覧

IE6からSP1は追加機能については書かれておらずバグフィックスの集大成のようです。

Microsoft Internet Explorer : Internet Explorer 6 Service Pack 1

IE6SP1からSP2への拡張機能は結構有名だと思いますが

・ポップアップブロック
・情報バー
・アドオンの管理

Microsoft Windows XP : Internet Explorer に追加された Service Pack 2 のセキュリティ機能

さて、mixi の方でかなりの方が、
大阪府電子入札システムがIE5とIE6とNetscapeを推奨している」件について記事にされてたので、気になったのが、
「Internet Explorer 6 SP3」を使用しないでくださいという点です。

Microsoftのサポート情報を見ると。
『Internet Explorer 6 for SP3 に追加される新機能はありません』
とあって、違いはないことが分かります。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-072
Internet Explorer 用の MS09 072: 累積的なセキュリティ更新プログラム

を見るとSP2とSP3でファイルバージョン分けてはいますが、セキュリティパッチの対応は実質同じですよね。

最新バージョンだと、SP1/SP2/SP3のコアバイナリは 6.0.2800.1996/6.0.2900.3640/6.0.2900.5897になってるようですが。

だから、実質 IE6SP2とSP3は違いないはずなんですけどねぇ。

ちなみに、IE6SP1にもポップアップブロックは Live Toolbar をインストールすることで実装できます。

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