BLOGOS 、サマータイム導入の提灯記事が酷すぎる件 その3(宮脇睦氏)

質の低いデマに近いブログを平気で載せまくってる BLOGOS さんのサマータイムについての酷い記事を紹介するコーナー

パート3です


「サマータイム導入はコンピュータシステム的に難あり」は本当か 8月10日 宮脇睦氏

合理的と言えば合理的ですが、日本人にはピンと来ないものではあります。というのは「日が昇るのが早くなった」や「日が落ちるのが早くなった」と、同じ朝や夕方でも異なる景色を楽しむ、それは四季を楽しむことであり、さらには不便すら面白がる日本人とは正反対にある発想だからです。

まず、サマータイムの歴史から間違ってる気がする。
そもそも、夏の昼が長い高緯度の地域で、夜の余暇をのんびり過ごすために作られた発想でうまれたのが夏時間です。

例えば、最初にサマータイムを導入したイギリスのロンドンの場合、東京よりも昼の時間は2時間も長いのです。
仕事早く終わってのんびりできる西洋人とは正反対にある発想の日本人に導入してメリットが有るかと言うのならわかるんですけどね ・ω・
別に不便で趣がないから導入しているみたいな見解はどうなのかと思うよ。

ハッキリ言って「アホ」と申し上げます。なぜか? だって私がプログラマーとして社会人になった平成元年から、ずっと議論されていたことだからです。

結論からいえば「大丈夫」。コンピュータシステムを知っていれば、さほど大騒ぎする事ではありません。むしろ、サマータイムを導入する最大の障壁は日本人の習性にあります。

この人プログラマ経験者だってドヤ顔してるけど、
高卒でプログラマになったあと、バブル時に、開発についていけなくて、フリーターになり、いくつも職を転々として 20年前にやっと広告代理店に就職したっていう経歴だから、実質コンピュータに関する勉強なんて数年もやってないのではと思うのですが ・ω・;

平成元年(1989年)のプログラムといえば、MS-DOS 全盛期ですね。
当時は、MS-DOS 自体には海外でもサマータイムの概念がなかったはずなので
プログラムで対応するだけで確かに良かったと思います。

要するに

× コンピュータシステムを知っていれば、さほど大騒ぎする事ではありません
○ MS-DOS のコンピューターシステムしか知らなければ、さほど大騒ぎする事ではありません

こうですね。わかりました
プログラマから、フリーター転々としてるから、バブル期(1990年まで)にプログラムできなくてフリーターに転向した部類の人だと思います。つまり、プログラマ経験1~3年、コーディーング経験あるかどうか怪しいレベルだと思います

東京五輪限定というお題目ながら、上手く行けばそのままなし崩し的に行おうという目論見が透けて見えます。実質、単純労働者の受け入れ拡大という「移民政策」をなし崩しで行う安倍政権の手口もそうですし、サマータイムが繰り返し話題になったのは、経済産業相など官公庁がその野望を秘めているからです

そもそも、「森喜朗会長」が直々に官邸にサマータイム導入を提案したため、無下にすることもできず、いきなり、国会で審議するのではなく、とりあえず自民党内で 議論することを約束して、花を持たせた … っていう節が濃厚だと思うんですが、安倍政権の陰謀論とか出してくるあたり、もう、胡散臭さ 当社比 250% なのですが (((・ω・)))

「サマータイム導入はコンピュータシステム的に難あり」は本当か (2/2)
ちょっと飛ばして2ページ目からコンピュータの話になるようです

コンピュータ(システムやプログラム)には「時間経過」の概念がありません。命令を受けた瞬間からの経過時間は、秒単位でカウントアップしていくだけで、つまり「その瞬間しかコンピュータは認識していません

もう少し、かみ砕くと、「いま何時? 3時か、あと2時間仕事しなければ」という発想はなく、命令された時間だけ作業を繰り返しているということです。

MS-DOS 時代には時間経過の概念はなかったかというと、そうでもありません。
なぜなら、コンピュータ自体は時間経過をカウントアップするわけではなく、時間を参照するために、カレンダー機能を持ったICに直接アクセスして時間を取得していたからです。

これをプログラミングにより擬似的に、時間経過の概念があるように見せかけているのが、エアコンなどの「タイマー機能」です。

反対に「時間の経過」を確認するプログラミングをすると、秒単位でカウントアップしていく内部時間とは別の、外部時間(時計)を用意しておかなければならず、さらに両者を絶えず確認しなければならないので、二度手間三度手間になってしまいます。

あとは、割り込み処理によって … 例えば、 60秒間に1回発生する割り込み処理をプログラムで組んで、60回割り込みが発生したら 1秒、みたいな時間管理を行っていました
要するにプログラム次第で、6000回割り込みが発生したから あと 4000 回割り込みが発生するまで待機するという 処理も 30年前からあったわけで、内部時計と外部時計があって二度手間だという発想自体がMS-DOSを理解した上で プログラムをまともに組んだことがない人間のデタラメです。
多分 Hello World くらいしか作れないんじゃないですかね ((((・ω・))))

Windows になってからは OS自体に起動してからの時間を管理する機能があり、時間の経過の概念を 利用して処理することが少なくありません。

例えば、 GetTickCount なんて関数もよく使われるAPIの一つですね。

高卒で、コンピュータ業界に入って挫折したものの、それ以来ろくに勉強もせず、時代についていけなくなった 自称 IT ジャーナリストのなれの果てですね ・ω・

こういう素人にはわからない、デマを記事にするのは迷惑だからやめてほしいものです

だから、どこかの瞬間、サマータイムにより2時間ないし、何時間と時間がずれても、そのまま処理するだけで影響は軽微です。目覚まし時計の時間がずれたら直すように「サマータイム」となったとき、コンピュータの時計を合わせ直せば良いだけのことです。

ホストコンピュータなどと接続していて、連続した情報をやりとりしているシステムなら、バチっと電源を落として、その後の立ち上げで日時の変更をすればよいだけのこと。

コンピューター自体は確かに、時間が変更になった時点で時計を合わせ直せばいいのですが、その合わせ直す処理をどうするのか全く考えていないようですね。

毎日18時にご飯を炊く炊飯器の時刻を変え忘れて16時にご飯が炊けてしまった・・・程度ならいいですが、

手形の決済時間の締切が2時間早くなったのをシステムが対応してなくて、振込を行えなかったら、不渡りなどが出て倒産する会社が出てくる可能性もあるわけですし、
FXなど、株式の取引システムの場合、数秒の差が致命的とも言われてるのに、そんな適当な論議で済むわけがないのですけどね ( ˘ω˘)

ホストコンピュータに接続してるシステムなら電源を落として日時変更すればいいって言ってますけど、そのホストの時間変更があった瞬間、つながってるコンピュータはホストの時間が巻き戻ったり、時間が先送りされてトラブルになるわけですから、一斉に変更されなくては意味がないわけですが ((((・ω・)))
そもそも、電源を落とすことがない、ホストコンピュータ 同士が連続して情報をやり取りしているケースだってあるわけです。
いやいやチョット待って… Windows 95以降を使ってた人なら、コンピューターの電源をバチッと落とすのはNGなのは知ってるはずなので、「電源をバチッと落として」なんて、MS-DOSしか知らない人の発想じゃないですか!!! こんな人に コンピューターの話しさせちゃだめですよ。

サマータイムとなり自然時間の定義が変われば、コンピュータも同時に変えなければと「思いこみ」ますが、コンピュータが処理に用いているのは、埋め込まれたクォーツが刻む「内部時間」だけです。
日時の処理は、内部時間を変換して行っているに過ぎず、自然時間の概念をコンピュータは必要としません。
なお、日時の変更はすべてのコンピュータシステムでできます。仮にできないコンピュータがあれば欠陥品と断言できます。なぜなら、内部時間を刻むクォーツには誤差があり、これを絶えず修正しなければなりません。

ここまでは言ってることがまともです。

最新のシステムではネットを介した日時の自動修正や、電波時計を用いた萬年単位で狂いのないシステムを構築することもできますが、それでも、日付またぎ、
年またぎ、うるう日のチェックなどのために、「日付を設定する機能」というのは必ず必要となるからです。
コンピュータは考え得る限りの状況をテストしてか
ら製品となり、日時を扱うシステムなら「2100年に2月29日はあるか」という処理までチェックするものです。なお、西暦の下二桁が0になる年にうるう
日はありません。一方、400で割り切れる年はうるう日になります。つまり、2000年2月29日は、400年に1回訪れるうるう日でしたが、その400
年に1回に対応するように、私が従事ししていたコンビニのPOSシステムは設計されていました。たしか昭和の終わり頃には。

つまり、日時変更できないコン
ピュータは、これらの処理を確認していない欠陥品だということです。

サマータイムは日付変更すればすむ話し。一方で24時間、365日絶えず稼働しなければならないコンピュータで、日付を変更するわずかな時間すら許されない場合はどうするか。

先のコンビニのPOSシステムでさえ、サマータイムにはいつでも対応できるように設計されていました。平成元年の時点なので、いまから30年近く前のことです。海外の事例を参考に、変更開始日時と、その変更時間の幅と、終了時刻を処理する仕組みが考えられていたのです。実際に店舗に配備されたレジに、その機能は搭載していませんでしたが、ゴーサインがあれば、瞬時に対応できるようにしていたのです。

プログラミングとは、その時点において考え得るすべてを洗い出し、対応できることは対応し、将来、予想されることに備えておくものです。

ここから、言ってることがでたらめです
コンピュータが内部で使っている時間を修正する必要があるのは「うるう秒」だけです。
先程、「自然時間の概念をコンピュータは必要としません」といっておきながら、内部時間を自然時間を正しく変換する機能がないものを欠陥品だと言っています。30年前とはいえ、海外でも販売されることがあるPOS システムを例に上げて、これにさえ、夏時間が考慮されていたのだから、その機能がないものは欠陥品だというわけです ((((・ω・))))

そもそも、コンピュータ自体は内部時間で処理してても、人間の都合で データベースに ローカル時間(自然時間)で記録したりしてるケースが有るのですが、この人、一つのシステムに携わっただけで、(それ自身を深く掘り下げて理解していないのに)それが唯一で素晴らしいものだって錯覚したまま、記事書いてるやばいパターンです。

余談にそれますが、小学生からのプログラミング教育が無駄だというのは、実戦においてはプログラミング言語よりも、こうした常識と知識を踏まえて、可能性をさぐる論理力が求められるからです。

あの…コンピュータに関する知識と常識がめちゃくちゃな上、プログラムの実践についていけなくて、挫折した人間がこんなこと言っても説得力ないんですが…。

話を戻せば、浮かんでは消え、なんども議論されている、サマータイムへの対応、あるいは準備をしていないコンピュータ・システムの業者がいるなら、静かに退場すべきであり、裏返せば、多くのシステム屋はある程度の備えをしているものだということです。

なにより、今の時点からでも即座に対応できる程度のことです。2018年8月8日の読売新聞は「元号の変更とあわせてシステム改修が間に合わない」と書いていましたが、あまりにも無知。

システムの変更だけならできるが、既存システムやデータベースとの整合性や、連携、終わったあとの影響、フォールバック・スプリングフォワード対応 など、混乱を生じないようにするための整備を考えると、間に合わないのですが、あまりにも無知ですね ・ω・ (特大ブーメラン)
まぁ、30年もコンピュータと離れた世界にいるのならわからないのも仕方ないのかもしれませんが、記事を書くべきではありません。

コンピュータの内部は西暦で処理されていますが、元号表記が必要な場合、「1989年1月8日からは平成」と変換しているだけのことです。それが次は「2019年5月1日からは○○と新元号の処理を一行加えるだけです。

さらにこれらの制御は「フラグ」によって行います。あるフラグが立っていれば元号処理、または「新元号」を含んだ処理をさせ、そうでなければ通常処理という具合です。

これ、大体合ってるんですが、ファームウェアでコーディングされてるケースの場合、一行書き換えてコンパイルし直したROMを焼き直さないといけないわけなのですが ・ω・
Windows の場合、レジストリで、元号対応してるものもあるのですが、古いものだと、「一行書き換えて」の技が使えないものもあります。
コンピューターがすべて同じ仕様でできているとは限らないという基本原則すら知らないんですね((((・ω・))))怖い怖い

サマータイムも同じく、「サマータイム」のフラグが立っていれば、サマータイムの開始日時を参照し、その切り換え日ならば、必要な時間調整をするというだけのもの。プログラミング初心者でもできる程度の処理です。

あー、もう、時刻変更だけで、その他の周りの影響全く、度外視で初心者でもできる処理だと断言しちゃうんだ ・ω・?
「初心者でもできる作業だから、格安でシステム変更しろ」って話になったらどうするんだろう ((((・ω・)))) 怖い

一方で、ここがサマータイム導入が日本で難しいところに直結します。この記事を書いた読売新聞の記者のように、コンピュータへの無理解と、同時にコンピュータへの過大な期待が、日本社会にはあるからです。
先に述べたように、時間のずれた目覚まし時計を合わせるように「日付時刻の変更」をすれば済むだけの話。仮に政府案のとおり、東京五輪までの2年間限定ならば、システム改修など不要で、サマータイム開始日と終了日の年2回×2年の4回だけ「人力対応」すれば済む話。

これは「費用対効果」の話しです。システム改修に数千万円も掛けるなら、そこだけ「手間」をかけるほうが安上がりで合理的なのですが、こう考える日本人は少なくありません。
「コンピュータに任せているのだからコンピュータにやらせるべきだ」と、「自動処理」を望む日本人が少なくありません。

筋が通っているようですが実は珍説。コンピューターは道具に過ぎず、それをつかって人間がどう楽するかがポイントなのに、コンピュータだけで完結させるために人間が右往左往するのです。

2年間に4回、コンピュータの時計を人力で合わせ直せば済むだけだって話すごい ((((・ω・))))
この人そもそも、プログラムどころか、Windows PCもまともに使えないんじゃないだろうか
ほとんどのコンピュータが、インターネットに繋がっていて時間調整してるわけなのですが、どうするんだろう?
時間変更して1時間以内にはもとに戻ってると思いますがwww

世の中には、自分の知識のある部分だけで理想論を作って、人の話を全く聞かずに、政治の偏った話をする人がいるのですが、それをコンピュータ分野に持ってきたような感じの人ですね(小並感)

その完璧さを求める性向が、ひとつの不備を見つけると全体に当てはめ、そして「サマータイムにシステム改修が間に合わない」という暴論を新聞が拡散し、みなが根拠無く同意し、先送りされてきた。これが「平成サマータイム議論」です。

|。・ω・) 。o ( そのいい加減な性向が、1種類の仕様を全体に当てはめ、そして「サマータイムのシステム改修は初心者でもできる」という暴論を自称ITジャーナリストが拡散し、よく知らない人が同意し、無責任に実行されうるわけです。これが「昭和人によるサマータイム暴論」です )

こうした日本人の性向、習性からサマータイムは難しいのですが、反面、本来的な日本人が兼ね備えている「不便を楽しむ」ことができればサマータイムなど難
なく乗り切れることでしょう。つまり、アスリートファーストなどの詭弁では無く「不便なのは開始と終了の二日だけ。あとは慣れようよ」と、開き直ったアナ
ウンスを政府がしてしまえば、勤勉でいてイベント好きな日本人なら、勝手に盛り上げてアジャストすることでしょう。さらに、月替わりではなく「週末」や、
やたらと増えた「三連休」をサマータイムの切り換え日に当てれば、寝不足や時間調整のイベント化だってできます。

性向とか習性以前に、2時間の時差ボケでも、寝不足だけでなく、体調不良や、うつ病になったりするの知らないのかな ((((・ω・))))

前半の、政治的な話書きたかっただけで、コンピュータのことどうでも良かったのではないかという気がする。
3つの中の記事でも一番ひどい記事でした。
BLOGOSさんも、最低限のチェックはして記事は載せてほしいと思いました。

まぁ、真実もデマも質より量でごちゃまぜに、おもしろおかしく のっけるサイトとしてやってくなら別にいいんですけどね ・ω・

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