色覚テストをADHDに結びつけるパクツイ…実は2008年のロシア人発祥のジョークだと判明
【絵の中の数字が見えない場合】
①落ち着きがなく、ADHDの疑い
②知能に問題があり、IQが低め
③家庭や家族に不満、環境に不満
④多動性障害の可能性が高め
⑤同性から好かれ、同性愛者かも
⑥精神分裂病など集中力が低いリプも待ってます☺︎︎ pic.twitter.com/anAAFYs3Rh
— 鬼斬り☺︎︎病み垢☪︎カウンセラー (@oni_pokemon) July 5, 2018
これ、10年前だとフィンランド軍の性格テストというネタだったやつですが
6, 7年前に流れてたのですがまたパクツイとして流れてきているようです。
Astonishing Personality Test Used in Finnish Army – Learning Mind
これは、女性か男性かに関わらず、フィンランドのすべての軍隊の徴兵が受けなければならない性格テストです。この試験の主な目的は、将来の兵士の潜在的な精神障害を明らかにして、軍の医師および役員がそれらを認識し、特に注意することである。 テストのコンセプトはとてもシンプルです。募集はサークルを見て、彼が見ているすべての数字に名前を付けます。彼が6つのサークルのすべての数字を見ることができれば、彼は健康です。将来の兵士が一度にいくつかのサークルの数字を見ることができない場合、彼は色盲をチェックする必要があります。彼が1つの数字だけ見ることができないなら、彼は次の問題を抱えているかもしれません |
1.攻撃性と紛争の行動が増加 この群の兵士は、コントラストシャワーと身体運動に最も注意を払うことが推奨されています。
2.知的能力低下 汎用兵士のために追加の措置は必要ない。 3.貪食。 食事と体力を強化することをお勧めします。同時に、座っている作業や台所での作業を避けることをお勧めします。 4.サディズム。 厳しい形態の兵士には、軍隊の懲戒統制委員会に推奨されています。 5.潜在的同性愛。 同じ性別の人への魅力の制御が困難な発作が起こる可能性があります。追加の措置は必要ありません。 6.統合失調症。 精神科医の完全なチェックが推奨されます。 P.S.すべての数字を見ることができますか? |
内容が伝言ゲームで特に1と3と4の内容が随分変わってしまっていますね・ω・
情報提供者は5年前の時点でネット上で見つけた情報で信頼性は保証されていないと言っていますが ・・・
Russian Army Test | English Russia
How to use a secret test of the Finnish army. on Vimeo
で、この人の見たというオリジナルのサイトがこれ
どういうことかというと5番目の画像は色盲の人にも、色盲ではない人にも見えない画像を差し込んで
「ははは、お前は潜在的な同性愛者だ!」とからかう目的で適当な説明文をくっつけて作られたものなんですw
いやぁ、これはひどい。
sotilas koekayttaa
versio #119, lokakuu 2008
は軍事実験 第119版 2008年10月
ですが「「若い兵士のテスト」 エディション2、修正版、補足版。 20万部」
むかしはやった、デタラメな改訂バージョンをデマにくっつけてジョークであることをアピールするあれですね・ω・
Web Archive を調べると本当に2009年にはサイトが存在していたことがわかります。
おそらく、2008年10月に作られたジョークサイトが、日本に輸入されてきて2011年ごろ流行ったわけです
色覚検査の図を用いたデマ診断は2011年のネタ使い回し&差別的要素含む悪質なもの - Togetter
「日本式の色盲テスト」が「フィンランドの軍の人格採用テストとして使われている」と「ロシアのブロガー」が「ジョークサイトに書いたもの」
って時点でめちゃくちゃだと気づくべきですね・ω・
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