Javaの最新版の入った環境で古いバージョンを実行する正しい手順

Javaの古い環境を実行させるのにあたって、アンインストールや再インストールを指示するのって、すごく間抜けだと思いました。
東洋経済のeLTAXの記事がこれじゃない感

なぜなら、Javaにはバージョンを選択してブラウザに実行させる機能が10年も前からあるのですから。

これは、うちの Windows 2000に入ってるJava環境です

今は既定で Java 6 u113 (2016/3 時点のJava 6の最新版)のアプレットが起動するようになっています。
これを、古い Java 8 u 66 で起動するように変更してみます

インストールでもいいのですが、設定が書き換わってしまうので、公式のjre-8u66-windows-i586.tar.gz をフォルダに展開するか、インストールした環境から、フォルダごとどこかからコピーしてくるのがいいと思います。
(もしくは、これを、eLTAXの公式が用意すればいい）

さっきのJava コントロールパネルを Java>表示から呼び出して検索ボタンを押します。

Jre 8u66のフォルダを選びます。

これで追加は終わり。

Java 8u66だけ有効にしてOKを押します。
更に、いったん適用を押してOKでコントロールパネルを閉じます。（こうしないと適用されないバグがあるっポイ。）

もう一度開いて、有効にする予定のJavaバージョンにチェックが入っているのを確認したら。
次に、セキュリティダイアログでブラウザでJavaを有効にするのチェックを外して適用を押すと

こんなのが出るので、有効を入れなおして OKを押します。（もう一度設定変更されましたが表示される。）

では、ブラウザを再起動して確認してみます。

お、なんか出てきましたね・ω・

うまくIEで　Java 8u66がロードできました。

あとは、設定を同じ手順で戻してやれば、いちいちインストール・アンインストール、はてはパソコンの再起動まで行う必要は全くありません。

これでいいんじゃね？って思うんですがどうでしょう