RAPT理論などがケムトレイル・酸化グラフェンと騒いでる磁性体の正体
RAPT理論ってのは、一昔前みたいに、エリートの卵の若者をだまくらかして、カルト宗教に勧誘する、現代版のオウムみたいな団体なんですが、反ワクチンを唱える中で
空に見える交差する飛行機雲はケムトレイルと言う化学薬品をばらまいてる証拠だという陰謀論があります。
【ケムトレイル】これを花粉と理解する法が難しい|shiro|note
🇮🇹イタリアのケムトレイル被害
カードでこそき集めた粉末に
強力磁石をくっつけたらゴッソリ
くっつく…
pic.twitter.com/GBjYFEa7id— FinalGathering™ (@FinalGathering) March 4, 2023
最近目立つのが、「酸化グラフェンは磁石にくっつく」「ケムトレイルで降下した粉は磁石につく」「政府が洗脳のためにケムトレイルで酸化グラフェンをばらまいている」
みたいな話があります。
酸化グラフェンは、基本的に反磁性体なので、磁石と反発するんで、根本から間違っているのですが、自動車に降ったと思われる粉末が磁石にくっつくのはあまり日本人にはなじみが無いですよね。
大量のサハラ砂塵、欧州を覆う | ハンガリー暮らしの健康手帖
実はヨーロッパに住んでいると、イタリアをはじめとして、ポーランド辺りまで、サハラ砂漠の砂が大量に飛んでくるのです。
日本でいう所の 黄砂の PM2.5とかの話と言えば分かるでしょうか ・ω・
Expertin erklart - Darum ist der Saharastaub in diesem Jahr magnetisch - 20 Minuten
サハラ砂漠の砂って実は、沢山磁性体を含んでるので、磁石にくっつくんです。
行ってみれば、天然の砂鉄ですね。
これを、政府が電磁波で人間をコントロールするためのケムトレイルとしてばらまいている粉の証拠だ!と言ってしまうのは、ある意味科学教育の敗北だと思います。
彼らは日本で降った粉を見て「スギ花粉の分布と一致しないのでケムトレイルでグラフェンをばらまいてる証拠だ」と言いますが、PM2.5の事をすっかり忘れちゃってるようですね(˘ω˘)
日本人でも騙されてしまう人が居るのはちょっと頭痛いですが、オウムのサリン事件みたいなことを起こさないことを祈るばかりです (・ω・)
ケムトレイルなるものを、今だに信じてる人は結構多い。
だいたい上空から散布できたとして、風で流されるでしょ?と。