トレンドマイクロ、一般人を騙してネットワークの盗聴をさせ 製品のプロモーション記事を書かせていたと話題に
おお、流石トレンドマイクロ。
広告制作社営業の住む借り上げ社宅に突撃して飲み会中に有耶無耶にウイルスバスターの導入を同意させ、当該営業の業務外のWebサイト閲覧を自在にトラック&ブロックしましょー!という。
↓ツイッター上のプロモーション。(以下長い連ツイ)https://t.co/qHL4w4HOA8
— 内藤武弐 (@BuniNaitoh) June 26, 2018
社員寮でムフフなサイトばかり見ているやつがいるので『ウイルスバスター for Home Network』を使ってブロックしてみた | 東京上野のWeb制作会社LIG
TrendMicro のSpyware 騒動の炎上で、こういうネタが再燃してるので紹介します。
ウイルスバスター for Home Network - トレンドマイクロ
紹介しているのはトレンドマイクロ ウイルスバスター for Home Network というルーター製品です。
「ウイルスバスター for Home Network」 使用許諾契約 / サービス利用規約 - トレンドマイクロ
本製品をご利用されるお客様のご家族等全員に対して、本製品の性能および機能、ならびに本書記載のプライバシーと個人データの収集に関する規定およびサービス利用規約について説明を行い、お客様のご家族等から同意を得るのはお客様の責任となります
本書には、お客様への注意事項に続いて、プライバシーと個人データの収集に関する規定※および対象サービスのサービス利用規約が記載されています。対象製品をご利用になる前によくお読みください。また、お客様が未成年の場合は、保護者の同意を得たうえで対象製品をご使用ください プライバシーと個人データの収集に関する規定 |
要するに、個人データーを収集して、管理者に開示するだけではなく、その情報をトレンドマイクロが収集してサーバーに収集することもあるため、それについても説明する義務があると書かれています。そもそも、本製品の機能説明をすることを義務付けられているのに、家に乗り込んで、酒を飲ませた挙げ句、有耶無耶に、「ネットワークの監視をしますね」ということだけを言って了承を得たと言って、世帯主が外出している隙に見つからないようにネットワーク機器を取り付けているのですから、完全に盗聴で、犯罪です。
そして、この記事、トレンドマイクロの社員が登場しているので、記事の内容についてもトレンドマイクロのチェックが入ってるはずなので、
トレンドマイクロがシナリオを考えたか、観音クリエイション氏がシナリオトレンドマイクロに持ち込んだかのどちらかだと思いますが、
犯罪示唆を宣伝するような広告を平気でプロモーションに利用するなんてさすが、中華外資企業ならではですね(((・ω・)))
無断でユーザのPCの情報を収集&送信してた、自称純国産企業のトレンドマイクロの国籍ロンダリングのまとめ
そもそも、家族向けの製品を知人の家に無断に取り付させるという設定の時点でアウトだと思うのですが、この企業、本当にリテラシーの欠片もコンプライアンスもないのですね。
毒をもって毒を制す? 本格セキュリティ家電に“まさか”の技術 (1/2) - ITmedia エンタープライズ
この製品はARP Spoofingという攻撃技術を流用してるのですが、パフォーマンス面でデメリットがあることを説明していなかったり、本当に技術の悪用をしていないかはわかったもんじゃないんですけどね( ˘ω˘)
Comments