【デマ】記録的な猛暑で電力不足にならないのは太陽光発電のおかげ【菅直人元首相】

太陽光発電が猛暑の電力不足を救う

前代未聞の猛暑が続く日本列島ですが、電力不足は生じていません。福島原発事故以前から、クーラーを多用する真夏の昼間が電力消費のピークとなり、電力供給量と消費量の差が小さくなって一時的な電力不足が生じていました。

なぜ前代未聞の猛暑なのに電力不足が生じないのでしょうか。それは太陽光発電が普及したからです。福島原発事故以降日本では太陽光発電が急速に拡大し、現在は電力供給の約5%を占めています。当初電力会社は太陽が照っている時しか発電しない太陽光発電を「不安定」と毛嫌いしていました。

日本の再生可能エネルギーの現状(2010年作成)|JFS ジャパン・フォー・サステナビリティ
2017年暦年の国内の全発電量に占める自然エネルギーの割合(速報) | ISEP 環境エネルギー政策研究所
震災前の 2010年はわずか、0.2%、それが 2017年には 5.7%まで増加しました。

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東京電力管内では、電力需要が午後2時台に2016年4月の電力小売り全面自由化以降の最高値5653万キロワットを記録。供給力に対する電気の使用率は92%に達した。火力発電会社の東京電力フュエル&パワーによると、緊急避難的手段として、発電所の最大出力を超える「オーバーパワー」と呼ばれる運用を一部の発電所で実施。全国的に電力供給が切迫しており、電力大手各社は火力発電所をフル稼働させるなどしている

ところが、電気使用量は 92% に達したという話なので、この増加分 の 5% で助かってるのは事実ですが、なくても、電力不足にはならなかった計算になります。

日本の再生可能エネルギーの現状(2010年作成)|JFS ジャパン・フォー・サステナビリティ
震災前の自然エネルギー以外の発電割合は
68%が火力(天然ガス、石炭、石油が5:3:2程度) で原子力20%、水力9%でした

近年は原子力が減った分を丸々火力発電が80%を超える運用を行っていて、主に天然ガスと石炭を使った発電を増やして対応しています。

原子力発電を減らした分は大半(7~8割)が火力発電に依存しており、再生可能エネルギーによる発電で賄えているから不要だと菅直人元首相の様に、過剰宣伝をするのは問題です。

【関西の議論】「太陽光パネルで熱中症」〝室温52度〟わが家は地獄に変わった!? 再生可能エネルギーは迷惑施設なのか(1/4ページ) - 産経WEST
雪の重さによる破損が相次ぐ太陽光発電 | 日経 xTECH(クロステック)
太陽光パネルが有害ゴミに? 2040年には廃棄量300倍|出世ナビ|NIKKEI STYLE

鉛などの有害物質を含んだゴミがそれとは知らずに近所に捨てられている――。総務省は9月、少しぞっとする内容の報告書を公表しました。名指しされたのは太陽光発電用のパネルです。東日本大震災以降に再生可能エネルギーを普及させた立役者ですが、何が起きているのでしょうか。

 太陽光パネルは電極やシリコンを何層も強固に接着してできています。分離してリサイクルするのが難しく、20~30年の寿命を迎えると産業廃棄物の処分場に埋め立てられるのが現状です。総務省によると、パネルに含まれる鉛やセレンなどの有害物質の情報を処分場に提供していない業者は調査対象の8割に上ったそうです。

 心配なのは廃棄量の多さです。震災後の政府の支援策に押されて太陽光発電の設備は過去5年で約6倍に増えました。今後は寿命となるパネルが増え、2040年の廃棄量は約80万トンと15年の300倍超になる見込みです。これは1年間に全国の処分場に埋め立てられる量の約8%に当たります。

25度が最も発電効率のいい太陽光発電。猛暑時にはパネル温度が80度にも達し、発電効率が6~70%に減衰するそうです。

そのため、太陽光発電のピークは11時頃。
一方、電力消費のピークは夕方になるそうなので、微妙にずれてるのですが、それについて全く触れませんよね ・ω・

太陽光パネルがもろくて壊れやすい問題や、有害ごみになる問題などがクローズアップされており
運用方法など、様々な問題があるのが現状です。

猛暑での、電力不足回避は、ほぼ火力発電のおかげなのを一言も書かないような人間の記事を平気で載せる BLOGOS さんもちょっと信頼できませんよねー( ˘ω˘)

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