iOS と Wifi のアクセスポイントについて

無線ネットワーク内で iOS だけつながらない現象について調査してみたら色々情報が出てきたのでまとめてみました

WiFiの接続手続きのはなし|Wireless・のおと|サイレックス・テクノロジー株式会社

このように、接続失敗原因の殆どは設定ミスですが、稀にバグも含めた「相性問題」が起こることもあります。例えば AP 側の設定で 802.11N を禁止して 802.11b/g モードにしたとき、本来なら載ってはいけない HT Capabilities Information が半ば壊れた状態で(例えば length=0 のヘッダのみ、中身なしフィールドとして)ビーコンに入ってしまうバグ持ちの AP があるとして、ある実装(たとえば Windows PC)は壊れた情報を無視するので接続できるけれど、別の実装(たとえば iPhone)は壊れた情報をエラー扱いするのでつながらない、などという現象として発現します。この場合は AP 側の設定で 802.11N を許可すると HT Capabilities Information が正しく載るので、「互換性を高めようと思って b/g モードにすると何故か iPhone だけつながらず、11n モードに設定したほうが互換性が高い」という謎現象となり、素人さんには何がなんだかわからないと思いま

APのファームウェアのバグによりiOS だけ接続できなくなってしまう事例。
AP の設定で解決できたりするということが実際あるのだそうな ・ω・

WPA(WPA/WPA2) を使用している場合、AP は一定期間毎にマルチキャスト鍵(GTK)の更新を行います。GTK 更新に伴い、AP
は接続配下にある STA に対し鍵更新通知(EAPoL Group Key Message, 1/2)を送信します。これを受信した STA
は適切な鍵更新処理を行い、鍵更新受理(EAPoL Group Key Message,
2/2)を返送しなければなりません。通常、この処理はドライバ上位で動作するサプリカントに実装されます。

AP
の実装や設定によっては、一定時間通信が無い STA
を自動的に切断してしまうもの(タイムアウト機能)もあります。このとき切断通知(Deauthentication)を出してくれれば STA
側から再接続処理を行うことが可能ですが、通知を出さずに黙って切ってしまう AP
もありますし、出したつもりの切断通知が電波状況の一時的悪化によって届かないこともあります。こうなると「時々切れることがある」「一旦切れると再接続
しない」という、あまり遭遇したくないタイプの不具合
を招くことになります。

なんかどっかで見た不具合が((((・ω・))))

Roaming behavior and Client Troubleshooting
海外の大手WiFi ベンダーのトラブルシューティングでこういう物がありました

非制御下のクライアント

iOS がない場合
コントローラは、所望の目的地無線へのそれぞれの操舵理由のための連続的な制御失敗を追跡する2回連続して失敗した制御者の試みが失敗した場合、コントローラは関連するAPにクライアントに不可能とマークするように通知します(cm-max-steer-fail)
アクセスポイントは特定の理由でクライアントを制御しようとしません(SLBとスティッキーはまだアイドルです)
サポートされていないクライアントは “show ap arm client-match unsupported” と表示されます
規定で操作不可能なクライアントの寿命は2日になります(cm-unst-ageout-interval)

IOSの存在下

IOSクライアントは、コントローラによって複数の認証解除が送信されると再接続を試みない状態になります。
この問題を回避するために、デフォルトでクライアントの操作失敗後300秒に設定されたIOSデバイスのバックオフタイマーがあります。

2つのしきい値がまだヒットしていない場合は、 "T"のフラグと共に "I"フラグが表示されます

・ω・ どうやら、Wifi と iOS の問題は根が深いようだ

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