Reddit に投稿された、買収したプロジェクトが炎上案件だった話

500TBのDropboxアカウントにデータベースファイルを入れて運用していたという話

ある企業が別の企業を買収し、その開発部門を統合しようとしたところ、その開発部門が「奇妙」だったことに気付いた、という話がRedditで紹介されている(@needle氏のTweet)。たとえば、その開発部門は必要なマシンとして4TBのストレージを搭載したノートPC40台を要求したという。また、基本的なメンテナンス作業ですら、2、3日必要というスケジュールを出してくるそうだ。さらにネットワークモニタリングでは、この部門で定期的に数GBのデータトラフィックが発生していることが明らかになっていたという。マネージャがこのことについて開発部門のスタッフに質問し、ストレージやサーバーに問題があるのであればAmazon(のクラウド)でサーバーやストレージを追加導入することは可能だと説明したところ、開発部門のスタッフは「必要なのはDropboxのサポートだ」と答えたという。実はこの開発部門では、データベース全体をDropboxのストレージ内に保存していたという。このチームが開発していたアプリケーションはクラウドサービスのHeroku上で動作しており、インスタンスの起動毎にDropboxからデータベースファイルをダウンロードするという仕様になっていたそうだ(Herokuのインスタンスでは再起動時にローカルストレージがすべて削除されるためだと思われる)。確認したところ、このために使われていたDropboxアカウントでは497TBもの容量が使われていたという。さらに、開発部門のスタッフらは開発用マシンでもこのデータベースファイルを同期させており、Dropboxでバージョン管理も行っているような状況だったそうだ。なお、Dropboxの利用料金は「数千」(単位は不明)だったという。

原文はこちら

(他人事なので)面白い話だと思ったので、翻訳しようと思ったら既に翻訳があったので紹介

「Dropboxの利用料金は「数千」(単位は不明)」と書かれているけど
DropBoxの ストレージのコストは最大で1年に 33,000 ドル とのこと
ストレージの利用料金を毎年 360万円食いつぶすシステムを買収してしまったのか

しかも、このデータベースのDropBoxアカウントが複数人で共有されていただけでなく、他に作ったアカウントともインスタンスが共有されていてアクセス自由だったとか。

・・・ヤバいっすね(・ω・)

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