EXPLORER.EXE のバージョンからわかる、Windows 2000のサービスパックのバージョン

海外からの質問で、EXPLORER.EXE のバージョンについて
「ぼくは5.0.3900.6930 というパッチが当たったバージョン使ってるんだけど、拡張カーネルに入ってるのは、5.00.3700.6691 という古いバージョンになってるのはなぜですか?」
という質問を受けた。

実は、 EXPLORER.EXE のバージョンの3つ目の数字には深い意味があるのだ。

元々この 5.0.3900.6930 というバージョンは、Windows 2000 Server 向けのPre SP5 Hotfix KB324446でここには
5.0.3900.6920 というバージョンが含まれていた。

この 5.0.39xx.yyyy というのは実は Windows 2000 SP 5 向けの EXPLORER.EXE のバージョンなのだ( ˘ω˘ )

分かりやすくバージョンを列挙してみよう
Windows 2000 Version Explorer.exe Version
RTM 5.0.2920
SP1 5.0.3103
SP2 5.0.3315
SP3 5.0.3502
SP4 5.0.3700
SP5 5.0.3900

このように200刻みでSPのバージョンが上がっていく仕組みになっていた。

Pre SP5 HotFix とはいえ、Windows 2000 Service Pack 5向けの explorer.exe を SP4 に入れてしまうと、不具合が出てしまうわけだ。( ˘ω˘)b

なお、Windows XP は途中からシェルとブラウザが分離されてしまったので、バージョンの命名規則が連動しなくなってしまった

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