日本メーカーによるメモリ供給が将来全部TLC になってしまう!?ちょっと不穏な話

そんな NAND で大丈夫か? SSDもTLCに置き換わる恐怖
以前、 SSD が TLC に置き換わると、電源を切ったときにデータを長時間保持できないのではないかというネタをベースに記事を書きました。

【福田昭のセミコン業界最前線】3D NANDが128TBの超大容量SSDを実現へ - PC Watch
一次 TLC よりも更に廉価の技術としてQLCという技術が注目されたのですが、 3D NAND の実現とともに、再び注目されています ・ω・

日本のメモリ開発ハード陣営の話によると、ファームウェアの技術によって、サイクルや最適化を行うことによって、TLC であっても、 MLC にそん色ないレベルの書き込み寿命が実現できるとのこと。すごい!
でも、電源切ったときのデーター保持に課題あったけど、どうなったのかというと・・・解決してないらしい・・・。

え、やばいじゃん ・ω・?

3D NANDフラッシュメモリの垂直方向の電荷移動を抑制することで、メモリエラー40%削減とデータ保持寿命の2.8倍増加に成功

実際今採用されてる 3D TLC NAND ってどのくらいデータ保持できるの?カというと、1ヶ月くらいという説も・・・。
ここで、データ保持寿命が 2.8倍っていってるのでもともといくらくらいなのか見てみると・・・。

qlc

基準が 4日間で、それの2.8倍の11日間になったって話でした ・ω・

電源を切ったら、11日でデータが化けてしまうようなの使えるんだろうか・・・。
しばらく、 3D TLC NAND 使わずに、 3D MLC NAND 使えばいいかなと思ってたのですが、

どうやら、日本のメモリ陣営は今後、 3D TLC NAND しか扱わなくなる予定だという、未確認情報が入ってきた。
携帯のSDカードはみんなTLCになって、充電せずに放置しておくと、直ぐデータが飛んでしまうとか。

・ω・ えー、そんなの、やだー。
将来、国産のメモリ怖くて使えないやん、ってなってる。

3D NAND といえば、3D化したことによって、熱がこもりやすくなったため、
サーマルスロットリングという現象で、クロックダウンせざる得ないという欠点も
出ているだけに、今後どうなるのか・・・気をつけた方がいいかもしれませんね・ω・

トランセンドとインテルしか選択しなくなるんやろか・ω・



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