下町ボブスレーの国内ニュースはデマ。ストライキは関係なかった

平昌逃した日本ボブスレー=「下町」出場なるか〔五輪・ボブスレー〕:時事ドットコム

東京都大田区の町工場を中心に製作した国産そり「下町ボブスレー」はジャマイカチームに無償提供され、女子2人乗りで五輪切符を獲得した。ところが、本番で使われない可能性が浮上し、プロジェクト推進委員会の関係者は気をもんでいる。

 昨年12月9日にドイツで行われたW杯。輸送業者のストライキで下町ボブスレーが届かず、ジャマイカチームはラトビア製のそりで7位の好成績を挙げた。「日本製は高速域を伸ばす必要がある」と注文が付いた。

「下町ボブスレー」 ジャマイカ、平昌五輪で使わず  :日本経済新聞

推進委によると、ジャマイカ側は輸送業者のストライキを理由に国際大会の実績があるラトビア製に乗り換え、女子チーム(2人乗り)が五輪出場権を獲得した。推進委にはそりの性能不足も主張していた。

Preview for BMW IBSF World Cup in Winterberg
ドイツのウィンターベルクで行われたボブスレーの大会はこれだ。
12月8日~10日の3日間で行われるのだが、選手の現地入りは、比較的ぎりぎりになってからのようだ。
(11月末に別の大会があったため)

ストライキの影響というのはこちら
アマゾン物流拠点でブラックフライデーにスト、イタリアとドイツ
11/24 のブラックフライデー(日本のプレミアムフライデー)にストライキを行い、年末まで、残業を行わないというもの

これが理由で届かなかったというのはさすがに無理がある。

海外のニュースを調べてみたが、Amazon のストライキの影響でスポーツチームに影響を与えたというものは全くなかった。

さすがにこれはおかしい!

更に調べてみたところ
Winter Olympics: Jamaica has its first women's bobsled team | McClatchy Washington Bureau

ジャマイカの女性ボブスレーチームは、2018年の冬季オリンピックでレンタル機を運用しています。

その日本からのレンタル機が国際競争仕様を満たしていなかったことを発見し、チームはドイツのボブスレーブクラブからラトビア製のそりを借りなければならなかった。

「このオリンピックの資格を得るために、この機体を私たちが使うことはできなかった」と、チームのパイロット、Jazmine Fenlator-Victorianは言った

「シーズン中に、競争力のある機体を確保するために緊急の変更を行う必要がありました」

海外ニュースとのギャップがひどい・ω・

ジャマイカ連盟との交渉について | 下町ボブスレーネットワークプロジェクト公式サイト
下町ボブスレーネットワークプロジェクト公式 からの主張はこちら。

こっちを見ると、「ストライキはあったが、それは言い訳で、最初からBTCの機体を使う気でいたようだ」って主張になってる。(要するに下町の人が騙された)
どっち道、ストライキ関係ないよね? ・ω・

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4件のフィードバック

  1. bob より:

    もう替える気満々で、ストライキは言い訳のひとつだと思っていますが、物流に影響するストライキ自体はあったのでは?
    https://www.eurocargo.com/delays-and-backlog-in-frankfurt-airport/

  2. 黒翼猫 より:

    ストライキ自体はあったし、どのストライキだったかは記事に書いたとおりです・ω・
    「ストライキで届かなかった」がデマという趣旨でした。
    ありがとうございます

  3. A_nekomimi_A より:

    ラトビアは、ロシア系が多い。
    アマゾン・ジャパンの代表が、ジャスパー・チャン(香港系)だから華僑系みたいだ。
    輸送したアマゾンに反日工作員が勤務していて
    わざと日本の部品を細工して基準満たさなかったとかそういうんじゃないの?

  4. 普通の日本人 より:

    >>3
    病院行ったほうがいいですよ。
    頭の。

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