Intel Kaby lake/Skylakeチップセットのサポートポリシー変更で何が変わるか分かり易くしてみた
もう古いOSは使わせない!Intelの次期CPUはWindows 10以外サポートしません : ギズモード・ジャパン
マイクロソフトが昨年7月に発売開始した最新OS「Windows 10」。従来のようにパッケージ販売で利益を上げるのではなく、Office365のように追加コンテンツやサブスクリプションで稼ぐという、ビジネスモデルの大きな転換を示した歴史的なOSです。
このWindows 10に関して、どうやらマイクロソフトはそのビズネスモデルだけでなく、ハードウェアメーカーの考え方までも変えることになりそうなんです。というのも、Intelが現在開発中の次期CPU『Kabylake』では、対応OSがWindows 10のみになるようなんです。 |
ギズモードの記事だと『CPUのサポートがWindows 10のみになる』と言われてて、ちょっと意味が分かりませんね。
という訳で、どういう事態になるか詳しく説明してみたいと思います。
とりあえず、一次ソース
後半に重要なことが書いてあります
Windows 10 Embracing Silicon Innovation | Windows Experience Blog
Windows 7とWindows 8.1を利用してる顧客向けのサポートポリシーの更新 今Windows 7では、現在お客様が使っているコンピュータの拡張サポート 、セキュリティ、信頼性、および互換性を提供する当社が導入したコミットメントに焦点を当てています。 新世代のシリコンを受け入れるためのWindows 7のサブシステムの再設計の解約を導入すると、この約束を破ることになります。 現在、Windowsのサポートポリシーでは次のように明確にされています。 |
|。・ω・)。o (つまり、ハードウェアに対するサポートが切れるだけで、Windowsアップデートにはあんまり影響がない?)
一方、 Intel のチップセットサポートが切れると結構大変なことになります
Intel のチップセットサポートには以下のものが含まれます
・SATA ドライバーサポート
Windows 8.1より前の OSで Intel 100シリーズのチップセットに Windows をインストールしようとすると
SATAのF6ドライバをインストールしないとHDDを認識できません。
サポートを切られると、このドライバすらなくなるわけです。
まぁ、魔改造版 Windows 2000向けにはこれすら可能にするドライバが用意できるんですけどね
・VGA ドライバーサポート
最近のWindows では画面の解像度は気にならないでしょうが、DirectX アプリが一切動作しない状況になります。対策として nVIDIA などの外付けグラフィックボードを使うのが必須になります
・有線LAN ドライバーサポート
インターネット接続ができなくなります。
対策として PCIやUSBの外付けLANボードを使うのが必須になります
・無線LAN ドライバーサポート
Wifiが使用できなくなります。
対策として PCIやUSBの外付けWifi カードを使うのが必須になります
・その他のドライバサポート
セキュリティチップセットドライバとか、Bluetooth ドライバとかが場合によっては必要です。
これらのサポートが切れるとドライバが入れられなくて 黄色の!が並ぶことになります
|。・ω・)。o ( ちょっとめんどくさいですよね。 )
Win2k in Intel Skylake possible - Windows NT4 / 2000 / 2003 - MSFN Forum
Skylake に Windows XPをインストールした人が居るのでちょっと紹介しましょう。
サポートが切れたチップセットにOSを入れるためにはこうしないといけないっていういい例ですね。
でもなんとかしてくれるんでしょう?(適当
サーバーだとどうなるんでしょうか・・・
Windows Server 2012 R2は8.1ベースなんですが
結局撤回されそうな気がします
こんなことになったら旧プラットフォームの需要が高まり高値維持しそう。
Z77マザー今でも良い値段だもんね。
まあ能力差なんて殆どないから無理に乗り換える必要ないが。