Dependency Walker (x86/x64) 最新版 2.2.0.10586日本語化

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Dependency Walker 2.2.0.10586 がリリースされたと聞いたので、ダウンロードして実行してみました!
ところが日本語はやはり使えなかったのでした

というわけで、解析しながら日本語化してみました。


まず、今まで、大文字、小文字の判定して 0x20 の加算、減算してたところがなくなっていて全部 strupr strlwr に置き換わってました。でも、この関数日本語対応して無くて使えないw

dep
次が、以前の日本語化でどうしても解決できなかったプロファイル実行したときに日本語パスが含まれるとその部分の文字列が置き換わる問題
原因が分かりました。
なんと、驚くべきことに、一文字ずつ、mbcchar で変換していることが判明!

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しかも、setlocaleを実行してないから日本語が入るとNULLで変換できない事態に
setlocale(LC_CTYPE,"jpn");突っ込んだら直りました!

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そして、システムバージョンチェックがなぜかVistaまでしか対応していない!
というわけで、Windows 7と、Windows 8/8.1/10の判定を追加しました

Dependency Walker(x86) 日本語版 2.2.0.10586
Depends.cab
ダウンロードはこちらから

改造点 まとめ
・パスに日本語名が含まれていても正常にロードできます。
・パスに日本語名が含まれていてもモジュールリストが正常に表示されます。
・Windows 7以降でシステム情報を表示したときにちゃんとOSバージョンが表示されます。
・エラーメッセージの多くが日本語化されます。
・ログ窓のメッセージの多くが日本語化されます。
・既定で日本語の検索サイトが登録されます。
・ダイアログが日本語化されます。
・魔改造版 Windows 2000/XPでも動作します。
・x64版はおまけ。ダイアログの日本語化と静的ロード時の日本語パスにのみ対応。

x64版は逆アセンブルできないため中途半端ですみません・ω・;

Dependency Walker の使い方と日本語化
Dependency Walker 日本語化パッチ を作りました

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5件のフィードバック

  1. ああああ より:

    Depends.cabの中のDependency Walkerのバージョンが2.2.0.10586ではなく2.2.0.10011になっていますよ

  2. 黒翼猫 より:

    多分、向うがバージョン替え忘れてるだけだと思います。
    リソースのバージョンは 2.2.0.10586になってるバイナリを利用したので
    私の方で取り違えたわけではありませんが、何か理由があるかもしれないので
    そのままにしてあります

  3. ありゃりゃ より:

    Depends.cab をDL しようと、リンク先に飛ぶと、「望ましくないソフトウエアサイトとして報告されています」(firefox)
    「この先のサイトには有害なプログラムがあります」(Chrome)
    という表示になりますね。

  4. 黒翼猫 より:

    ありがとうございます。
    定期的に、私がそこにアップしてる別のフリーソフトがウィルスとして検出されるんですよね。
    多分、夕方には出なくなってると思います

  5. より:

    Dependency Walker(x86) 日本語版 2.2.0.10586
    のリンクが切れているようです。

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