18年前にあった アメリカ海軍Windows艦のトラブル
Twitter で Windows 2000のせいで アメリカの軍艦が不具合を起こしたという勘違いがあったので昔の記事を引っ張って詳細を紹介することにしたよ。
|・ω・)。o ( ヨークタウンの話しかね? あれは NT 4.0に入ってたアプリケーションの不具合であってOS関係なかったよ ) |
Software glitches leave Navy Smart Ship dead in the water -- GCN
多分、最も詳しい記事はこちら
巡洋艦 ヨークタウンの標準監視制御 システム管理者は、
リモート・データベース・マネージャーのプログラムで データフィールドにゼロを入力しました。
データベースのオーバーフローはLANコンソールと遠隔端末装置をクラッシュさせたため制御不能に陥りました。
このような問題が発生した場合、プログラム管理者は、不正なデータフィールドをバイパスし、値を変更するように訓練されていますが、ヨークタウンで発生した不具合は単純なものではなかったのです。
あなたがもっている300円の電卓は0で割り算しようとしても命令は実行しないのでシステム停止は引き起こしません。つまり、ヨークタウンのコンピュータはそんな単純な問題にも耐えるように設計されていなかったのです
ヨークタウンは Intergraph 社の 200MHz の Dual Pentium Pro を搭載してしており高速光ファイバLAN搭載のNT 4.0が動作しています。
|。・ω・) 。o ( なんでや、Windows NT 関係ないやろ )
なんか、Windows NT の周辺機器のファームウェアを不正な設定値にしてしまったため、制御自体ができなくなってしまったのが原因みたいですね。
そして、今も その後継の、Windows 2000や XPを搭載した巡洋艦は運用されているのです。
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