Adobe AIR の自動アップデート解析

Windows 2000でAIR2を使用していても、アップデートの通知が来たことが無いのが気になったので調べてみました。


ちなみに、AIRのアップデートを無効化するには、AIRアプリのアップデートマネージャーを使用します。

自動アップデート機能について(Adobe AIR)

パケットを解析してみると、次のようなパケットが送出されていました。

http://airinstall.adobe.com/air.updates.req?t=u&r=2.0.2.12610&l=ja&o=w

http://airdownload.adobe.com/air/3/background/windows5.0/x86/patch/2.0.2.12610/update

最初のパケットはアップデートがあるかないかだと思ったのですが、最新版の情報にしても返ってくる値が同じなので、機能して無いようですね。

次の値を見ると windows5.0というWindows 2000の値が入ってるのですが、 これプログラム的に解析してみると、Windows の現在のバージョンを入れているのではなく、Windows 2000だから 5.0を入れると言う分岐処理が入っているようです。(AIR2.0をサポートしていない Windows 2000の分岐処理が入ってるのは謎ですね)

試しに、 5.0を 5.1 に書きかえると最新版のZIPファイルが UPDATE と言うファイル名(拡張子なし)で落っこちてきました。

これを解凍すると、最新版のアップデータがあるのですが、中味はフルパッケージなのでWindows 2000の場合、DLLの欠陥エクスポートがあるので、そのままだとインストールできないので、やはり手動でアップデートせざるえないようです。

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