Wizardry Llylgamyn Saga体験版をWindows 10(64bit)で起動してみた
Wizardry: Llylgamyn Saga Downloads
古いゲームって言うのは大概16bitアプリのインストーラーでできてるので起動に失敗します。
そこで、otvdm と言うアプリを使います。
大昔の16ビットソフトをWin10 (64ビット)で使う - Bbm7b5のランダムアクセス
このリンク先ではインストールせずにバッチファイルで使ってるけど、面倒なのでインストールを使いました。
インストーラー起動しました。
しかしD3DRM.dLLが見つからない
手元にいくつかバージョンがある
4.3.0.1096 1996/5 (DirectX 2.0 ?)
4.6.2.436 1999/1(DirectX 7.0)
5.1.2600 2001/8 (DirectX 9.0)
一応どれでもOKっぽい
インターネット上に転がってるものもあるが、正規の DirectX オフラインインストーラーを解凍すると入ってるので、それを使うのを推奨。うちのサイトからダウンロードしても良い
しかし起動するとクラッシュする。
どうも、音楽関連のデータを転送するときに、構造体のサイズが大きすぎて入りきらなくてクラッシュしてるようだ。
というわけで音楽を無効にする。
LLYLSYS.DAT と言うのが設定ファイルなんだけど、体験版にはないのでバイナリエディタで作る。
設定が既にある場合は５バイト目が奇数になっていればOK
起動しました。
注意点としては標準の C:\Program Files にインストールすると管理者権限が必要になる点。
互換モードはあまり影響はない
描画されない場合はワイヤーフレームモードにすればとりあえずプレイできる。
うちの環境では、ハードウェアアクセラレーションにしたら表示が出た。
こんな感じ。
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黒翼猫さま
以前はWin98でMediaPlayer10を動かすでは随分助かりました。
たまたまリルサガをW１０で動かす方法につき模索していましたところ貴殿のサイトにまた会えました。
私の場合はW1064bitでは「不可能か？」と諦めて「なんなら仮想XPマシンならどうじゃろ」ということで「VMウェアワークステーション」を導入、以前にあったXPOSを仮想マシンにインストールして（もちFDDもインスコできます）さーてリルサガ起動、で遊べました。
しかし、生W10x64でも起動できるとは！！ 助かりました。
ですが現在W10は22H2バージョンで、リルサガのインストーラはそのままいけまして、otvdmw.exeは不要でした。
で、ゲーム起動、アクセラレーション選択は「ハードウェア」で従来ですと「無反応」でしたが、さすが黒翼猫さんです！
LLYLSYS.DAT 作成で、見事起動してゲーム開始画面がでました！！
背景ミュージックが仮想マシンでは出ていましたが、まあ生W10で動かせるし、「音楽関連のデータを転送するときに、構造体のサイズが大きすぎ」が原因でゲーム起動が止まる ということが判明してすっきりしました。
どうもありがとうございました。
黒翼さんの上記文ではd3drm.dllの正規な入手先が記載がありませんので、ここをお借りしてご紹介させていただきます。
他の方の「d3drm.dllがない！」問題が解決できますように。
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2023年10月の時点ではウェブアーカイブからダウンロードできます。
https://web.archive.org/web/20230430005301/https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=19743
Wayback Machine: Download DirectX End-User Runtimes (March 2009) – 日本語 from Official Microsoft Download Center
ダウンロードした directx_mar2009_redist.exe を解凍展開すると、中に dxnt.cab が含まれているので、さらにこれを解凍する。と、展開されたファイルの中にd3drm.dllが入っていますので利用できます。
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私はWinRARアーカイバで解凍していますが、他の無料のアーカイバ、例えば7-zipでも解凍可能なので、どなたでもd3drm.dllを入手できるでしょう。