【新型コロナウイルス】ニューヨークタイムズ、ワクチンに対するタイトル詐欺。トランプ氏への妨害工作か?【アメリカ版朝日新聞】

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【速報】コロナウイルスへの再感染が初めて科学的に確認されたと研究者が発表しました。人によっては免疫が数ヶ月しか続かないことを示唆しています。

というタイトルでニューヨークタイムズが会員向けのページに記事を公開しています。
まるで、ワクチンなど開発しても無駄だとでも言いたげです。

しかし、記事の中身を見てみるとタイトルとは異なるようです。会員向けページの本文では

また、男性は2回目に症状がなかったため、以前の曝露で再感染を防ぐことはできなかったにもかかわらず、彼の免疫システムがウイルスを幾分か抑えていたことが示唆されました
2回目の感染症は完全に無症候性でした。彼の免疫反応は病気の悪化を防ぎました」と、イェール大学の免疫学者、ニューヨークタイムズ紙の要請で報告をレビューした岩崎明子は言いました。

症状のない人でもウイルスが他の人に拡散する可能性がありますが、ワクチンの重要性を強調しています。
「この男性の場合、自然感染は免疫を作り出し再感染はしたものの病気を予防できた。」「つまり、集団免疫を獲得するためには、再感染と発症を防ぐ免疫を誘発する強力なワクチンが必要です」と岩崎博士は言った。

4か月たったにもかかわらず、以前感染した時の免疫が有効に働いたという真逆の内容で、ワクチンの重要性を述べています。

この研究は、Clinical Infectious Diseases誌に掲載される予定です。
タイムズ紙は香港大学から原稿を入手しました。

男性の最初の症例は3月26日に診断され、彼は軽度の症状しかありませんでした。
彼は後にウイルスに対して2回陰性と検査し、その最初の発作の後に検出可能な抗体はありませんでした。彼はイギリスを経由してスペインを訪れた後、8月15日の唾液検査でコロナウイルスに再び陽性でした。
男は7月と8月にヨーロッパで流行している株を拾っていたと研究者達は言った。
彼の感染は明らかにコロナウイルスの異なるバージョンによって引き起こされた、と香港大学の臨床微生物学者であるケルビンカイワントー博士は述べた。

一般的な風邪コロナウイルスは1年以内に再感染を引き起こすことが知られていますが、専門家たちは、新しいコロナウイルスが数年間続く防御をもたらすと思われるそのいとこSARSとMERSのように機能することを期待していました。

後半にさらに補足があります。

要するに、3月に感染した時は、無症状に近い軽度の症状しかなく、そのせいで抗体が検出できなかった。にもかかわらず、8月に再感染した、異なる株の新型コロナウイルスで免疫で発症を抑制できたというわけです。

First Documented Coronavirus Reinfection Reported in Hong Kong - The New York Times
ちなみに、公開記事には香港で再感染の最初の報告書として真っ当な記事も公開しています。

トランプ氏、FDA内部にワクチン開発遅延させようとする動きと主張 - Bloomberg
先日 ワクチン開発の足を引っ張る動きがあって、トランプ氏への妨害工作という記事が出ていましたが、さすが、朝日新聞 の姉妹新聞 であるニューヨークタイムズ だと思いました。ワクチンを貶めるために、人命にかかわるようなデマも平気で書くんですね。 ・ω・

香港で世界初の新型コロナ再感染を確認 免疫の持続性に疑問 - ライブドアニュース
ライブドアニュースの AFPBB News翻訳もかなり酷いですね

准教授の杜啓泓(Kelvin Kai-Wang To)氏は、「新型コロナウイルス感染に対する免疫は生涯続くものではないこと、それどころか、再感染がすぐに起こり得ることを、研究は実証している」と言明。

男性はこの4か月半前に新型コロナウイルスに感染し回復しており、また感染から短期間しかたっておらず免疫があると想定されていたため、陽性反応は予想外だった。

軽い症状だった上、新型コロナウイルスから回復した後も抗体が検出できなかった という事実を書いていない。多分後半は記者の感想を書いたのではないかと推測できます。

注:このBlog記事は8/25に書いたものです。

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