韓国製メッセンジャー LINEが、位置情報のアクセスを許可するまでインラインブラウザーで無限にアラートを出す件について
LINEのアプリ内ブラウザが、位置情報へのアクセスを許可するまで、無限にアラートを表示する様子。閉じるボタンも押せず、戻るキーも効かない等、お行儀が悪い。
そういえば、アラート表示を無限ループさせた人が兵庫県警に逮捕された事例あったけど、LINE社はいつになったら摘発されるんですかね…? pic.twitter.com/oeYZsWSWP8— riron博士@180台氏 Galaxy S10はいいぞ (@rironriron) June 7, 2019
LINE がインラインブラウザーで位置情報を必要とするページにアクセスすると無限アラートと同じような感じで、位置情報を許可するまでダイアログがで続けて、脱出できなくなるという情報があったので実際に、試してみました。
最初からLINEにアクセス権がある場合はモーダルダイアログにならないため、移行不能な無限ループにはなりませんでした。
もちろん、アプリごとにアクセス権の指定できないAndroid 6未満の場合は、無限にダイアログが出てきて脱出不能になることはありません。
それではLINEの位置情報へのアクセス権を禁止してみます。
まずは、Google Map なのですが、確かに無限ループになってました。
でも、グーグルマップってリアルタイム表示だから、一定時間ごとに要求があるんじゃね?
って思ったので、一回だけ位置情報を取得するサイトに行ってみました・ω・
今後は確認しないにチェックを入れてから許可しないにすれば脱出することはできるのですが、サイトごとに位置情報の有無を使い分けることができなくなり、位置情報を必要としているサイトにアクセスしているかどうかもわからなくなります。
ここで、アクセスを許可してしまうと、インラインブラウザではなく、LINE自体にアクセス権を与えてしまいます。
要するに後から位置情報へのアクセス権を得るためのダイアログを出して、必要にアクセス権を与える事を迫る、ちょっと悪意のある仕様だと思います。
また、他のアプリで同じことをやったらどうなるか試してみました。
というわけで、facebook です。
アクセス権を許可するかどうか聞いては来ますが、ポップアップではないので、簡単に消すことができました。
facebookアプリにアクセス権を設定している場合は、サイトごとに位置情報にアクセスできるようにするか指定できるので、ユーザーの思っている動作になります。
アプリにアクセス許可していない場合は、許可しても、インラインブラウザをも位置情報にはアクセスできません。
これが普通のアプリの動作です。
【悲報】韓国アプリ LINE、 位置情報サービス の利用を許可してなくても別の方法で情報を取得してマーケティングに利用してることがバレてしまう
韓国アプリ LINE、屋外でも位置情報取得を許可していないユーザーの位置情報を収集してるよ!
Bluetooth を使った位置情報取得ですら、ユーザーの許可の有無に関わらず取ってきていることからもわかるように、この韓国アプリは、ユーザーの位置情報を取得することに異常なまでに執着しているのが分かります。
怖いですね! (・ω・)
最後に、Webサイトの運営者、アプリ開発者の方へのお願いです。
「LINEで送る」機能を実装される際は、可能な限りURLの末尾に「?openExternalBrowser=1」を付与して下さい。これにより、アプリ内ブラウザを回避してChrome等のブラウザでURLを開かせることができます。
参考:https://t.co/ALNjic0aKR— riron博士@180台氏 Galaxy S10はいいぞ (@rironriron) June 7, 2019
このようにLINE からブラウザ開かせる場合は、外部ブラウザ呼び出すのが正しいと思います( ˘ω˘)
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