めざせ #世界一のクリスマスツリー の西畠 清順 氏 と オリーブの話 に感動できない件

西畠 清順|プラントハンターとして世界を飛び回り植物の魅力を届けるスゴい人! | 日刊スゴい人!

幕末より 150年続く花と植木の卸問屋「花宇」の五代目を背負う身でありながら、もともと植物には全く興味がなかったという。

2017-10-30

花宇を首になったその月の月末に、こういう記事が出されるのは凄くジョークが効いてると思うのですが。

このツイートについて、先ほど上げた記事にはこういう風に書かれています

植物を輸入する時は検疫を通すため、葉も根についている土も全て落とすのだという。
まるで手足を失った状態であるが日本に運ばれ芽吹く瞬間を目にすると一瞬にして生命の力強さに感動を覚える。

これ、詳しい理由をご存知ですか?

西畠氏は「検疫のために土を落とす必要があるため」だと言っている。
確かに、土を全て落とすのであれば、枝がついたままだと、蒸散で木が弱ってしまうからできるだけ枝を落として休眠状態にする必要があります。

実際のルールを見ていただきましょう

盆栽 ・庭木等   の輸出検疫

⑦ 輸出前2週間以内に、次のいずれかの措置をとること。
(a)栽培土の除去.
(b)栽培土洗い落とし、消毒した栽培土に植替え.
(c)適切な消毒の実施及びその旨の検疫証明書への記載.

実際は、消毒した土に植えかえたり、適切な消毒を実施したことを証明すればいいだけなのです。

さて、本題です
高さが8メートルほどもあった、オリーブの木がなぜ3メートルに切られたか

2つの理由が彼の言動から推察できます。
(1) 土や枝を落とすことによって体積や重量が減るため、運賃が節約できる
(2) 植物が蘇生するのを見るほうが生命の力強さに感動を覚えるから。

樹齢千年のオリーヴ大樹|小豆島ヘルシーランド株式会社 | オリーブと共に生きる

移植に貢献してくれたのは、希代の園芸家・プラントハンター西畠清順さん。もともとは高さが8メートルほどもありましたが、コンテナに入れるために高さは3メートルほどに伐採。独特な管理技術を用いて、1ヵ月間約1万kmの海路を経て小豆島へ運ばれてきました。重さは約3トン。トラックの重機で吊るす際には、樹皮が傷ついたりしないよう毛布などで保護し慎重を期しました。

要するに、輸出用のコンテナに入らないから切ったでFAですね。

聞こえはいいですが、実質植物を虐待しておいて、懸命に生きようとしてるのを見るのに感動を覚えるとか、人間のエゴもいいところだと思います。
やっぱり、こういう人に植物を扱ってほしくないです ・ω・

そういえば、世界一のクリスマスツリーのヒノキアスナロ(スズアテ)も 運搬時の根回りの直径の問題で
根っこを切られて植樹が無理な状態だったんですよね

この感動体験を表現している「そら植物園」は素晴らしい活動だ。

植物を足蹴にし、人間のエゴでマウントしてるのを体現してるようにしか見えない猫さんでした ・ω・

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です