仮想マシンでメモリ 128G のコンピュータを作り、Windows 2000をインストールする その2
どうも、vSphere のバグで CPU が 100%になって、起動に異様に時間がかかるということが分かったので
メモリ容量をいろいろ変えて起動テストしてみました
メモリ 96G →メモリ 32G しか認識しない(未改造だと、32G 画上限なのが判明)
改造後、メモリ 96Gに挑戦 → OS選択画面が出た後、選択したら即 フリーズ
メモリ 64Gに挑戦 → 一応起動
と言うわけで、 Windows 2000 の メモリ上限は 64G で FA ・ω・
Memory Limits for Windows and Windows Server Releases (Windows)
X86 client versions with PAE enabled do have a usable 37-bit (128 GB) physical address space. |
これ見ると 128G 使えそうに見えるんですけどね ・ω・
Pushing the Limits of Windows: Physical Memory – Mark's Blog
The maximum 32-bit limit of 128GB, supported by Windows Server 2003 Datacenter Edition, comes from the fact that structures the Memory Manager uses to track physical memory would consume too much of the system's virtual address space on larger systems. The Memory Manager keeps track of each page of memory in an array called the PFN database and, for performance, it maps the entire PFN database into virtual memory. Because it represents each page of memory with a 28-byte data structure, the PFN database on a 128GB system requires about 980MB. 32-bit Windows has a 4GB virtual address space defined by hardware that it splits by default between the currently executing user-mode process (e.g. Notepad) and the system. 980MB therefore consumes almost half the available 2GB of system virtual address space, leaving only 1GB for mapping the kernel, device drivers, system cache and other system data structures, making that a reasonable cut off: |
32bit のシステムが 128G のメモリを使う場合 約980MB の PFN テーブルがシステムメモリ上に必要になる。
これだけのメモリは通常のWindows では確保できない
|。・ω・) 。o (あー、そういうことか)
Windows Server 2003 Datacenter Edition でサポートされる物理メモリが 32 ビット版で最大 128 GB という制限は、メモリ マネージャーが物理メモリを追跡するために使用する構造が、大規模なシステムではシステムの仮想アドレス空間を大量に消費してしまうことによるものです。メモリ マネージャーはメモリの各ページを PFN データベースと呼ばれる配列で追跡し、パフォーマンスのために PFN データベース全体を仮想メモリにマップします。メモリ マネージャーはメモリの各ページを 28 バイトのデータ構造で表すので、128 GB のシステムの PFN データベースでは約 930 MB が必要になります。32 ビット版 Windows では、ハードウェアによって 4 GB の仮想アドレス空間が定義されており、既定ではそれを現在実行中のユーザー モード プロセス (メモ帳など) とシステムとで分割します。980 MB というサイズは、2 GB のシステム仮想アドレス空間の約半分を消費し、カーネル、デバイス ドライバー、システム キャッシュ、およびその他のデータ構造のマッピングには 1 GB しか残されないため、このような制限は理にかなっているといえます。
また、メモリ制限の表で、同じ SKU でも 4 GB チューニング (4 GT と呼ばれ、Boot.ini の /3 GB または /USERVA、および Bcdedit の /Set IncreaseUserVa ブート オプションによって有効になります) を使用してブートした場合の制限が低くなっているのもこのためです。4 GT によって分割ラインが移動され、ユーザー モードに 3 GB が割り当てられて、システムには 1 GB しか残されないからです。パフォーマンスを向上させるために、Windows Server 2008 では、32 ビットの最大物理メモリのサポートを 64 GB に縮小して、システム アドレス空間を確保しています。 |
よく分からないけど、 Windows Server 2003 Datacenter Edition は 128G 使えるんだろうか?・ω・
Physical Address Extension - PAE Memory and Windows - Windows 10 hardware dev
Operating Systems and PAE Support
Windows Server 2003, Datacenter Edition 32 processors and 64 GB RAM |
Windows Server 2003 SP1, Datacenter Edition 32 processors and 128 GB RAM |
これを見ると R2 ではない 2003 のSP1だけ 128G PAE 使えるような?
無償の VMware vSphere Hypervisor, 無償の仮想化 (ESXi)
ユーザー登録が必要2か月無償で使える
VMWare Player に ESXi 6.5評価版を入れてみる。
入れたら、あとはブラウザアクセス
色々設定をいじってメインメモリ128Gにしてみた様子
Webブラウザでのアクセス
・バグだらけで使いにくかった
・Chromeだと、メインメモリをG単位にすることすらできず。一部の機能が反応しない
・IEだとたまにCONPONENTパーツがぶっ壊れて描画がめちゃくちゃになる
Windows 2000インストールしたら、CPU 100%になって、タイトル画面で停止
CPU2つにしてみたら、CPU50%になって、タイトル画面で停止…謎
続くかも・ω・
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