ファイルの解凍と展開についての語源と英語圏での扱いを調べてみた
“解凍”と呼ぶのはおっさんだけ? Twitterで“解凍”派と“展開”派の争いが勃発 - やじうまの杜 - 窓の杜
年末に話題になってた半年前の記事です
私の場合は、開くだけなら展開、生ファイル取り出したら解凍って呼んでいます。
では、海外では「ファイルを解凍」するって通じるでしょうか?
通常、同じ意味で使われる英語は
unpack や extract
です。
では凍結、解凍などの言葉をファイルに対して使ってるケースもあります。
Veritas File System features
Infor Infocenter
調べてみると
・ファイルにロックをかけて、アクセスできないようにすること。ファイル保護のこと。
・ファイルをMacのTime Machineみたいな感じで、SnapShot を作成すること。
の2種類をファイルを凍結する意味で使い。
その状態から戻すことを解凍というみたいで、日本で言うところの解凍の意味では使わないみたいですね。
では、解凍という言葉がいつ生まれたのかというと
1988年
草の根ネットやPC-VANなどで解凍・自己解凍という言葉が1988年には使われていたことがわかります。
ISH というバイナリ・テキスト変換ソフトを
パソコン通信で使えるテキスト文字の羅列から、復元することを解凍って言ってたんですね。
LHAが生まれたのも1988年なので、このころの、ファイル復元を解凍と呼んでいた文化が、今も残っているっていうのが「ファイル解凍」という言葉の歴史といったところでしょうか。
約30年前ですから、40代後半以上の人なら確実に馴染み深いのは確かなようですね
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