米国の投票機、12年間Win2000で動作しているためハッキングが懸念される

After DNC Hack, Cybersecurity Experts Worry About Old Machines, Vote Tampering : All Tech Considered : NPR

米民主党全国委員会(DNC)の多数の電子メールや文書がハッキングされたことについて、セキュリティ専門家が古いシステムによる投票の改ざんを心配する

セキュリティ専門家によれば、ロシアのハッカーは民主党全国委員会だけでなく他のコンピュータもターゲットにしているという。

これは、投票日に、投票自体が潜在的な改ざんによって結果が傾ったり、ハッカーによってその信頼性が損なわれる可能性が懸念として新しく持ち上がっています。
ほとんどの州では、近年、紙による投票システムに戻したが、まだ幾つかの州はマシンだけに頼る脆弱性のあるまま取り残されています。

ノースカロライナ大学の図書館情報学 ジーナップ・トゥフェックチー教授は、これらのシステムを紙に戻さないことによって15州の投票結果のリスクが上昇するかをNPR(米公共ラジオ放送)のスコット・サイモンで伝えました。
 「6000万人の有権者というのは選挙を左右するのに十分な数であるとトゥフェックチー教授はは述べています。

投票機を改ざんするのがいかに簡単か

残念ながら、それはすごく簡単です。 そして、これは全国のセキュリティ研究者によって何度も何度も実証されています。

私の昔の職場-プリンストン大学情報技術政策センター-には、投票用紙を数えるのではなく、パックマンをプレイするためにハッキングされた投票マシンが飾られた快適なソファのあるこのラウンジルームがありました
彼らはこれをハッキングしたとき、マシンは900万人以上の有権者のいる全国各地の国で使用されていました。

投票における緊急の懸念事項が多くの州にあり、それを監査するための紙での実証ができません。 それがいかに選挙にとって重要なのか非常に気になるでしょう。

投票改ざんが選挙でどのように発生するか

我々が持っている選挙のマシンは異なるシステムのつぎはぎであるため、最悪のシナリオでも、一部の外国の圧力や一部の国内プレイヤーによって、それらがすべてをハックされるということは簡単ではありません。これは、集中型のハックをやってのけるのは難しいことなのです。


かし、ここでは、電子専用マシンだけで実行されているジョージア州を例にして考えてみましょう - 紙の実証は何もありません。
そして、彼らが使用している機械は部分的にハードウェアにガタの来ている10年以上前の代物です。そして、彼らが使用しているオペレーティング・システム
は、もう何年もセキュリティ更新のされておらず、カモネギのようなWindows 2000です

ジョージア州は伝統的に共和党の大統領候補者に投票します。 さて今年、いくつかの世論調査は接戦を示唆しています。
そこにヒラリー・クリントンが1パーセントの僅差で勝利し、これが予想外であると感じた人が居て人々が反対していると仮定します​​。でも、確認する方法はありません。

私はこのセキュリティの専門家が10年間にわたって警告してきたことを非常に重要なことであると感じ、多分DNCハックでこの問題はあたらしいものではなく未解決の問題として注意をひきつける事になるでしょう。

紙による証拠の重要性について

詐欺は、多くの方法で発生しており、紙に基づいた選挙を盗むための方法があることに疑いはありませんが、それは耐タンパ紙プロトコルを記述するために、それらを実装することによってより簡単に可能になります。
そのため、セキュリティの専門家が心配したため、多くの州は、紙に基づいた選挙に移行しました。
しかし、ジョージア州全域、ペンシルベニア州の一部、でもフロリダ州のいくつかの場所はそれがありません。
そして、オハイオ州は、紙による証拠を持っているが、専門家たちはそれが信頼性の高く、価値があるものではないと言います。

|。・ω・) 。o (アメリカの政治にかかわるハッキングに Windows 2000が関わる可能性が!w)

Windows 2000は既定の設定で使うのと、ポリシー定義して、セキュリティ固めるのとでは全然別物のセキュリティ強度になるので、どの程度チューニングされて使われているのか…は気になるところですね。

プーチン大統領:米民主党全国委ハッキングは市民への奉仕-関与否定 - Bloomberg

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