中国でシェア1位4位を占めるブラウザの正体

中国のブラウザシェアを見ると1位と4位に見たことがないブラウザがあるのが分かります。

中国におけるWebブラウザの状況|Atlas21のWEBマーケティングサービス

奇虎360(チーフー360)http://se.360.cn/

さっそく Windows 2000に入れてみようと思ったのですが、奇虎360 は中国製OSにしかインストールできないようなので、手動で 7z を解凍して起動してみました。



ie6

奇虎360はどうやら、中身は Chrome 20.0.1132.57の模様。

一方の搜狗はXP互換モードにしたら2000でもインストールできました。

ie

多分OSが未対応ですってエラーが出ています。

ie2
互換モードで起動。

ie4
どうみても Chrome のスキンですね

ie5
起動してみると、中身は IE互換ブラウザ+ chrome frame らしい。
Windows 2000だと、Chrome Frame は動かないので断念。
(IEとChrome Frameのデュアルエンジンのようです)

ということを考えると、中国のブラウザシェアの 35%位は Chrome ベースブラウザということになり、日本と比較すると Firefox 系のシェアが低いこととIE6が高い事以外はあまり変わらないということになります。

多分、 IE6のシェアが異様に高い背景には、クラックしたXPを使っているユーザーが多いということがありそう・ω・

関連サイト:
ASCII.jp:洒落たカフェのPCのOSもやっぱり海賊版|山谷剛史の「中国IT小話」
山谷剛史の「アジアン・アイティー」:やっぱり出てきたWindows 7の海賊版──「だが断る」 (2/2) - ITmedia PC USER

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