VMNet0 のブリッジ接続が作動しない問題
VMWare Player 3.1 になった辺りでしょうか?
アップデートすると
『デバイス VMnet0 のネットワークブリッジが動作していません。仮想マシンはネットワーク上のホストや他のマシンと通信することができなくなります。仮想デバイス Ethernet0 の接続に失敗しました。』とメッセージが出るようになってしまい、仕方なくNATで使っていたのですが、HostからClientに接続することができず非常に不便なので、解決に乗り出すことにしました。
最初は ホストに Windows 2000を使っているせいかと思ったのですが、そうでもないようです。
VMWare Player は 3.xから VMNet0を仮想アダプタとして使用せず、 VMWare Bridge Protocol と言う形で使用します。
大概のサイトには、これがプロトコルとして登録されていれば問題ないと書いています。
\Program Files\VMware\VMware Player の netbridge.inf に このプロトコルサービスの定義があるのですが、何気なく見てみるとvmnet.sys はインストールされているのに、vmnetbridge.dllと vmnetbridge.sys がインストールされていないことに気づきました。
というわけで、削除して再インストール。
『プロトコル』ですが、実体は『ネットワークサービス』です。
ディスクを使用で、先ほどのフォルダを選択。
これを入れます。
インストールしただけでは動作しないので、コマンドプロンプトで
net start VMnetBridge |
と入力。
VMware Bridge Protocol サービスは正常に開始されました。 |
と表示されればOK
vmnetcfg.exe を起動してみましょう。
(VMWarePlayer 3.xではインストールできないので)
VMware-player-3.1.2-301548.exe /e 解凍先フォルダ名 |
で解凍してnetwork.cab を取り出して、それをさらに解凍して取り出します。
ちゃんと、自動ブリッジに VMnet0 が変更されていればめでたく利用できるようになります。
なお、VirtualBox などがインストールされた環境や複数のNICがある環境などでは、仮想ネットワークデバイスが自動ブリッジに選択されたりしてつながらないことがあるので、ブリッジ先を自動ではなく、手動で選択するとうまくいきます。
関連サイト:
VMware Player 3.0でブリッジ接続でホストOSとフォルダの共有ができない - 未解決 - KUMA TYPE
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