Windows 2000で Turbo Boost は機能しているか
『Core i5/i7 より Intel Turbo Boost Technology(TBT) が取り入れられ、Core2Duo プロセッサはもはや時代遅れだ』という記事をたまに見かけますが、実際は、Core2Duoプロセッサの一部のモデルにも IDA(Intel Dynamic Acceleration) と呼ばれる、 Turbo Modeが搭載されています。
IDAは Windows 2000でも、動作するので、TBTも動作しているかチェックしてみました。
まず、ノーマル動作時。 (HLTバグ動作時)
CPU温度90度前後になり、全コアのクロックが 2.66Gという恐ろしい状態になります。
これではまともな動作は期待できませんし、故障の原因になってしまいます。
こちらは、レジストリFIX後、および、RMClock常駐時です。
これなら、片方のクロックがデフォルトのx18より若干高速にな状態で、動作していますが、問題ありません。
ただ、1コアの使用率を100%にしてしまうと、全コアのクロックが上昇してしまい、ちょっと妙な動作になってしまいます(とはいえ、残りの3コアはHLTを実行しているだけなので温度上昇はそれほどではありません)
Windows 2000で TBT 機能のあるCPUを使ってる方は気を付けてください。
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