ゲーム用ライブラリSlimDX を Windows 2000で使う

slimdx
最近のゲームは一部 SlimDXという DirectXや XAudio を使用したライブラリを使用しているそうです。

ただ、このライブラリ、賛否両論あるみたいで、欠点としては、

・XInput関連のライブラリが腐ってる。
・バージョンが違うRuntimeが入っていると動作しない。
・Windows XP以降専用。

といったことが挙げられます。


よく使用されているライブラリは

SlimDX Download Page (March 2009/v2.0.7.41)
SlimDX Download Page (February 2010/v2.0.9.)

辺りでしょうか?

Assemblyフォルダを見て見ると、インストールされている SlimDXのバージョンが見れます。

slimdx3

該当するSlimDXのバージョンが入っていない場合、
slimdx2
こんな感じで、『ファイルまたはアセンブリ 'SlimDX, Version=2.0.7.41, culture=neutral, PublickKeyToken=b1b0c32fd1ffe4f9'、 または依存感系の1つが読み込めませんでした。』というエラーになります。

この場合は、 Version 2.0.7.41(2009/3バージョン)が必要になります。

Windows 2000で使う場合は、
\WINNT\assemblyの desktop.ini を attrib -s -h desktop.ini で属性解放した後、ren desktop.ini desktop.bak でリネームした後、

\WINNT\assembly\GAC_32\SlimDX\バージョン__b1b0c32fd1ffe4f9
にある、SlimDX.DLLに userXP.dllの強制リンクをfcwinで設定します。

ちなみに、XAudioを入れる必要があります(Windows 2000用の場合のみ)。

関連サイト:
SlimDX Homepage
ねこみみのかけら - Blog » Twitter対応、および今後の動作環境について

関連記事:
Windows 2000で XACT/XAudio/XInput を有効にして 3DGame対応を強化【BM】

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