何気なく、IsProcessorFeaturePresent を見てみた
Windows2000のIsProcessorFeaturePresent の中身を見ていて気づいたことをまとめてみる。
ちなみに kernel32.dllのコードはこうなっている。
| IsProcessorFeaturePresent: mov eax,[esp+04h] cmp eax,00000040h jnc L77E77B57 movzx eax,[eax+7FFE0274h] jmp L77E77B59 L77E77B57: xor eax,eax L77E77B59: retn 0004h |
どうやら 0x7ffe0274 から 0x40 バイト分が cpuの識別結果の値らしい。
デバッガで開いてみると
+0x02、+0x03、+0x06、+0x08 にBitが立っている。
サーバ機はさらに +0x09 にBitが立っていた。
値の意味は
2: PF_COMPARE_EXCHANGE_DOUBLE
3: PF_MMX_INSTRUCTIONS_AVAILABLE (MMX)
6: PF_XMMI_INSTRUCTIONS_AVAILABLE (SSE)
8: PF_RDTSC_INSTRUCTION_AVAILABLE
9: PF_PAE_ENABLED
他に非サポートのものでこういうものもある。
10:PF_XMMI64_INSTRUCTIONS_AVAILABLE(SSE2)
13:PF_SSE3_INSTRUCTIONS_AVAILABLE
14:PF_COMPARE_EXCHANGE128
17:PF_XSAVE_ENABLED
KDWのkernel32.dll(5.1.2599.49)に判定処理を入れてみたところ。
Windows 2000 Advanced Server + Xeon X3360 で実行した結果
XSAVE 以外は使えるようだ。
これで、Windows2000 だけ、SSE2非対応のソフトが、SSE2対応動作するかも。
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