Windows 7/2008R2サーバからPINGを送るだけで消費メモリが増えるよ

Windows Update 後2週間稼働している Windows 2008R2 サーバーがここにあります。
ちょっとプロセスを見ていただきたい･ω･

svchost.exe が1.6Gものメモリを使ってることが分かる。
実は、このプロセス、だいぶ前から1日100Mずつ消費メモリが増えることが知られている

COM+ Event System
Function Discovery Provider Host (ネットワーク探索プロバイダを ホストするための機能)
Network List Service(接続しているネットワークの識別、ネットワークのプロパティの収集と保存)
Network Store Interface Service(このサービスは、ネットワーク通知 (インターフェイスの追加や削除など) をユーザー モード クライアントに配信します)
Windows Time
WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service

このサービスのどれかがリークを起こしてるのだが

NSI のサービスを実行している Svchost.exe リーク、メモリと非ページ プール メモリ リークのタグの NSpc

・ping などのアプリケーションを強制終了すると IcmpCloseHandle関数が呼び出されないが、サービス側で解放する処理がないのでメモリーリークを起こす
・IPHelper Api を使って ICMP（PING) メッセージを送るアプリケーションを作成すると、NSIのメモリ消費が急激に増加する
・IPHelper Api を使ったアプリケーションが終了するとそのリストが保存され、サービスが終了するまで解放されずにメモリリークする

これさ、Windows ServerとかWindows 7 から特定のPING 情報大量に送るアプリ起動させればメモリ使い切ってサービス停止させられるんじゃね？ ・ω・ 重要な更新にすら入ってないから、ほとんどのサーバーが影響受けそうなんだけど…。

svchost.exe(netsvcs)というプロセスがメモリを食い潰す件 – ZacoDesign