GigazineさんのWinnyをなぞらえたWin10記事が批判を浴びてる話
Windows 10のWindows UpdateにはWinnyと同じP2Pが使われる見込み - GIGAZINE
という記事について、 Winny なんて書いたら風評被害になるんじゃないか?という批判が殺到しているようですが、ここで、Neowin 以外の海外のニュースを見てみましょう
BitTorrent-like P2P software updates could be coming to Windows 10 | ExtremeTech
確かに、BitTorrentは人気がありますが、TorrentFreak は、Microsoftが「Avalanche計画という」独自のピア・ツー・ピアの実装を持っていることを指摘します。
また、マイクロソフトは2013年3月に「パンドネットワーク」と呼ばれるNYCベースのP2P技術の会社を買収したので、その技術を最終的に利用するのかもしれません。 |
こちらの記事は2年前にマイクロソフトが買収したゲームにP2P技術を提供しているパンドネットワークのお話がメイン。
BitTorrent-Style Updates Revealed in Leaked Windows 10 | TorrentFreak
流出した Windows 10のビルドは、Microsoftが新しいOSのアップデートを BitTorrent 形式の最新技術を利用して提供される可能性があることを明らかにした。 |
こっちの記事は、BitTorrent と Microsoftが10年前からP2P 技術について模索していた話について切り込んでいますね。
元々、Microsoftは 10年前に P2P 技術としてAvalanche というものを発表していました・ω・ 懐かしいですね
米Microsoftの独自P2P技術「Avalanche」とは?
Microsoft Secure Content Downloader (Avalanche) | Coffeehouse | Forums | Channel 9
海外ニュースでは、『はたして、独自技術の Avalanche を使ったものなのか、BitTorrent の様な物なのか?それとも、買収したパンドネットワークの技術を使ったものなのか』と話題になっています。
残念ながら、GIGAZINE さんの記事では、『P2P でBitTorrent の話題が出ていたので、これを日本人になじみの深い Winny の名前を出して分かり易くしただけ』で、あまりこの辺りについて触れていないのが残念です ・ω・
結論: P2P の身近なものとして Winny を取り上げただけで、全然掘り下げていない
Riot Games Selects Pando Networks to Meet Surging Demand for Leaugue of Legends | Business Wire
パンドネットワークス社について
パンドネットワークス( www.pandonetworks.com )は、人気のある多人数同時プレイゲームの配信性能を向上させます。 |
しかし、あれですね。マイクロソフトが買収してきたものはことごとく失敗してるので、
Windows 10が失敗作であるフラグを立ててしまったようにしか見えないのですがw。
NT のバージョンを 6.4ではなく 10にしたという、失敗フラグが立ってるので、もう期待してないのですが、どうなるのでしょうか?
ところで、GigazineさんにP2P技術がWindowsで採用されるのは真新しい!みたいなニュアンスで紹介されているんですが、実は Windows 10で初めて使われる訳わけではなくて、 Windows XP ServicePack 1 の拡張パックから採用されてる P2P API ってのがあるの、みんな知ってた?
Harness The Power Of P2P Communication In Windows Vista And WCF
ピアツーピア (Peer-to-peer)
Advanced Networking Pack for Windows XP の概要
わたしは、昔これを Windows 2000に乗せようとしたら、カーネル関数がどうしても足りなくて挫折したという過去があるからよく覚えてるんだよ orz
Winny と BitTorrent を一緒にするのはどうなのかって話があるのでちょっと補足。
元々は、Winny も Torrent もアンダーグラウンドで使われていた経緯があるのですが、
「BitTorrent」開発者、違法コピー退治で米映画協会と協力へ - CNET Japan
オランダ「Mininova」が違法Torrentをすべて削除、合法化宣言 -INTERNET Watch
開発者が、合法利用へ舵を切ったことや、裁判を経てBitTorrent の最大のサイトが合法化に踏み切ったことなどが大きく影響してるんですね。
Bittorrent は従来のダウンロード方式の代わりとなるか? | スラッシュドット・ジャパン IT
身近な合法利用としては、 Final Fantasy 14 の初期バージョンが Bittorrent 利用するということでど肝を抜いた事ですかねぇ…。
一方のWinny は…
Winny合法利用は「机上の空論」 ACCS久保田氏がコメント - ITmedia ニュース
ウィニー開発者に逆転無罪…「著作権侵害の意思無し」 |
|。・ω・) 。o ( まぁ、作者さん2年前にお亡くなりになりましたが結局合法利用できませんでしたからねぇ )
同じP2P技術とはいえ、Winny だと イメージが悪くなるのは確かですが
P2P利用者「BitTorrent?P2Pの代表格で常識だろ?Winny といっしょにすんな!」
一般人「P2P? BitTorrent?何それ。Winny、ああ」
|。・ω・) こうなるので仕方ないかなと。
BitTorrent、立ち上がる商業P2Pネットワーク(後編) - @IT
日本ではBitTorrentは知名度も低いのでピンと来ないが、コーヘンは米国ではすでにP2Pを象徴するアイコンとなり、大きな発言力を持てる地点にまで来ているのだろう。 |
角川、BitTorrent日本法人に約10億円出資 動画
配信を来年スタート - ITmedia ニュース
米BitTorrentのアシュウィン・ナビン社長は「日本ではほとんどの人がP2Pと言えばWinnyと答え、セキュリティやプライバシーについて心配する人も多い。日本法人設立は、P2Pに対する誤解を払拭する機会になる」 |
|。・ω・)。o ( 日本法人が7年前にできましたが、正直あんまり知名度は上がってないような気がするんだ )
真面目な話、2000/XP/7を延命させたほうが、ユーザーもエンジニアも楽なんじゃないか?と思うんですけどね。
新しい事に挑戦したくなるのが「AmericanSpirits」としても、その代償が余りにも大きく感じるのですが。
わたくしWindows 2000で最新のハードウェアに挑むのもある意味、American Spirits だと思うのですよ
権利保持団体の方々はCDの中のデータをメモリに読み込むだけで違法コピー!権利侵害!と言われるので、通信方法がどうだとか話を聞くだけ無駄だと思いますよ。まったく意味の無い質問だと思います。
ネットゲームのtorrent配信は他社で数年前から既に行われているので特に新しいということは無いと思います。
というか、Microsoftなんだから、馬鹿にもわかるように説明したけりゃSkypeを持ち出せば良いだけの話。
「同じ」っていう単語も物をわかっていればおかしい。
P2Pでも、実装やアルゴリズムが違えば違うものだから。
BitTorrentもWinMXも、Skypeも「同じ」か?「そうだ」と答えられる人に言うべきことはなさそうだが、私は「違う」と思う。「似ている」とは応えられるが「同じ」とは言えない。
方法論の一部が重複するだけで「同じ」と表記するタイトルは言葉に対するセンスが無いし、別の要因によって色々な事態を引き起こしたものを引き合いに出すのも「誤読される可能性が高い」
アレが問題になったのは違法性云々だけではないですよね?
いろんな意味で「クズ記事」なのに、何で擁護してるの?
他とこれの違いがどこにあるのかもう一度読み直して同じ事を言い続けられるならあなたも非識字の仲間入りかもしれません。
並べ方つなぎ方、表現に問題がそもそもあるんですよ。
『Microsoftなんだから、馬鹿にもわかるように説明したけりゃSkypeを持ち出せば良いだけの話。』とのことですが、それだと使ってる技術が同じでも使い方が全く違うので馬鹿には分かんない。それだったら、まだ、Winny挙げたGIGAZINEさんの方がましです。
>いろんな意味で「クズ記事」なのに、何で擁護してるの?
そもそも、擁護記事じゃなくて「うわべだけの理解を優先してWinnyを持ち出した中身が無い記事だ」という批判記事です.
そういう話はしてないです。
「擁護」というのは「ウィルスも関与することで、情報漏えいする危険がある」という状況から有名になったツールを「同じ」とすることで、寧ろ知らない人に「不安を煽ること」を「ウッカリ有名だから並べちゃっただけ」としていることです。褒めてない批判してるんだというのは、関係がありません。
事実、年配の人が当日「こんな危ないものを使うなんてMicrosoftは何を考えているんだ」とどっかのヘッドライン経由で見ただろうこの記事にいぶかしげな顔をしていたのを見ています。
彼やその周りの人がソースも確認しないで鵜呑みにしたらどういうイメージが流布されるかは自明です。
それでも「アクイナンテナイヨーワカリヤスクシタダケダヨー」って真顔で言うなら言うことは無いですが、世間の人が何このタイトルwと言ってる理由は内容の無さには無いはずです。本当に「ウッカリダヨー」なんでしょうかねw
その点において、例示がWinnyのほうがマシということはありません。「Skypeなら何も挙げない方がマシ」なら正しいと思います。が、この理解度のライターならSkypeですら誤差範囲でしょう。「Winnyと同じ」と言えるくらいなのですから。
技術としてどうかではなく、誰かを貶める可能性があるか?が問題なので。
名無しのプログラマーさんの言いたいことは分かりますが。
P2Pを説明するのにSkype使えってのは全然違うんじゃないかと思います。
そもそも、Winnyだから悪いって決めつけるんじゃなくて、Winnyと同じファイル共有技術がP2Pで合法利用されているってことを伝えるのは重要なことで、技術的には正しく、単純にWinnyを挙げたのは製品イメージが悪くなるだけであり、詳細を端折って、短絡的にタイトルにだけ使ったGIGAZINEの記事の品質が悪いってのが結論で、擁護記事を書いたと言われるのはこちらの意図と違います。
記事の中身が書けないならWinnyの名前を出すなってのには賛成しますが、Winnyの名前を使うこと自体を全否定するのは必ずしも正しいといえないと思います。
へぇー角川が日本法人に出資してたのか。
エプソンダイレクト製のNT9500Proに新規購入したHDDにOS込みでアプリケーション含め丸ごとコピー移行したが、不具合で日夜色々トライしていますが、改善せず。なにとぞご教示をお願い致します。
Ⅰ)マルチOS(ディアルOS);
①Windows2000sp4とWindowsXPsp2のマルチOSで使用出来るようHDDのパーテーションを切っていますが、
Windows2000sp4は正常に立ち上がりますが、WindowsXPsp2を選択し、起動させると、ブルー画面になり、立ち上がりません。
②エラーメッセージを確認したら、「 STOP:0X0000007B(0XEB42384C、0xC0000034、0x00000000、0x00000000) INACCESSIBL_BOOT_DEVICE」でした。
③マイクロソフトのサポート情報の文書番号314082に原因及び解決方法が記載されていましたので、解決方法通りレジストリー情報を追加し、再起動したが、
結果は変わりません。
尚、内蔵HDDが故障時、外付けHDD(IODATA製)から起動出来るように、バッファロー製のeSATAインターフェースカードの「ブートマネージャ」を内蔵HDDにインストールし、且つどちらのHDDもマルチOSに設定しています。現象が発生するのは、内蔵HDDだけで、外部HDD側は、Windows2000sp4もWindowsxp3も正常に立ち上がります。