新型コロナワクチンと孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)に関する考察
一部で、新型コロナワクチンを接種するとクロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt‐Jakob disease, CJD) を発症すると、まことしやかに宣伝している医師がいるそうなのでそれについて考察してみました・ω・
長尾 和宏 と言う尼崎市の医師が主張している内容は以下の通りです。
・ワクチンを接種後2カ月位すると、クロイツフェルト・ヤコブ病になる人が居る。
・発症してるのは50代以降。
・接種から3カ月以内に・クロイツフェルト・ヤコブ病になった症例を15件ほど知っている。
・クロイツフェルト・ヤコブ病は治療方法がないため、イベルメクチンを砕いて投与してもらっている事例が、数件ある。
・ワクチン接種後、クロイツフェルト・ヤコブ病になった場合、イベルメクチン効果があると確信している。
・クロイツフェルト・ヤコブ病の専門家は誰も知らない恐ろしい事実。
1. 偶発的な発生
遺伝性ではない、クロイツフェルト・ヤコブ病(孤発性 CJD)は国内で年間140人前後発生する。
国内の40歳以上の1年間のワクチン接種率がおよそ70%だと仮定すると。140人のうち約100人がワクチン接種者になる。接種から3カ月以内に偶々発症してしまう人は毎年約25人出る計算になる。
要するに新型コロナワクチンの接種の有無にかかわらず、条件に合致する人が約25人いるわけで、接種後3カ月ほどで孤発性 CJDを発症した人が居るからと言って、ワクチンが原因だと断言することはできない。
本来8年から10年かかって発症するから44歳くらいから発症すると言われてる病気です。これが、ワクチン接種によって孤発性 CJDが誘発されるなら若い人が沢山罹患しててもおかしくないと思いますが、そんな話はついぞ聞きません。
偶発的にCJDを発症した人を根拠もなく反ワクチンで洗脳して、ヘイトを生み出すのは犯罪だと思います。
2. 新型コロナウイルスにプリオンと似た配列のたんぱく質がある件
プリオンタンパク質自体は体内に元々存在するタンパク質であり、神経の保護機能や虚血、神経毒性タンパク質による神経細胞死を抑制するという重要な役割を果たしている。
新型コロナワクチンで合成するタンパク質は2種類。ワクチンが新型コロナウイルスやプリオンを合成する訳ではない。
3. イベルメクチンはだんだん効かなくなる
長尾医師によると、ワクチンの副作用は、同町圧力に負けていやいやワクチンを接種した人に多く出るという。つまり、ワクチン接種によって、ストレスや、思い込みなどが多い人に出やすいという事だ。
更には、イベルメクチンはそうした人たちに劇的な効果があるが、だんだん効果が無くなる人も多いという。それって、単に、思い込みによるノシーボ効果で体調が悪くなったりした人が、思い込みで回復したから、プラセボ効果がどんどん弱まってる証左なのでは?と思うのだが。
ワクチンの副作用であれば何でも効果があるという前提で薬物投与しているから、孤発性 CJDにイベルメクチンを砕いて投与するという考えになるのではないかと思われる。
4. ワクチンは1000を超える有害事象が報告されてるからイベルメクチンを使おうという矛盾
長尾医師によると、ファイザーのワクチンはFDAに1000を超える有害事象が報告されている恐ろしい薬だという。しかし、イベルメクチンも実は1000を超える有害事象がFDAに報告されている。
癌やインフルエンザにも効果がある奇跡の薬だと言っているが、イベルメクチンの有害事象の中には、肝臓がん・大腸がんもリストアップされている。そんな薬を毎日飲み続けたら、5~10年後に癌になってもおかしくないのではないでしょうか ・ω・?
5. クロイツフェルト・ヤコブ病の専門家の話
専門家が誰も知らない事実。って言い換えたら、CJDの専門家が全員否定してるってことだよね。
正直これは、自分に都合のいい改竄だと思う ・ω・
> 3カ月以内に偶々発症してしまう人は毎年30人以上出る計算になる。
年間100人なら、発症率が一定と仮定すると3ヶ月で25人です
>>1
140人のまま計算してました。ご指摘ありがとうございます。