テレワーク用と社内用で仮想環境のNetworkがうまくいかなかった話

VMware の仮想環境で NATや ブリッジ接続する時の設定について書かれてるサイトがあるのですが、どれを試してもうまくいかなかったのですが、原因は単純な所にあったのでその顛末です。

まず、環境について

テレワーク時
ブリッジ接続で家のネットワークを使ってインターネットにアクセスする

出社時
NATを使って会社のインターネットにアクセスする

[root@centkun ~]# ifconfig
ens33: flags=4163 mtu 1500
ether 00:0c:29:46:fc:82 txqueuelen 1000 (Ethernet)
RX packets 121458 bytes 14821792 (14.1 MiB)
RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0
TX packets 12 bytes 720 (720.0 B)
TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0
ens37: flags=4163 mtu 1500
inet 192.168.137.3 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.137.255
inet6 fe80::20c:29ff:fe46:fc8c prefixlen 64 scopeid 0x20

ether 00:0c:29:46:fc:8c txqueuelen 1000 (Ethernet)
RX packets 118445 bytes 90648631 (86.4 MiB)
RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0
TX packets 85366 bytes 53159671 (50.6 MiB)
TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0

ens33 がブリッジで、ens37がNAT
自宅ではうまく使えるのだけど、社内でうまく動かない

この設定をやると、192.168.137.1 が VMnet8 に割り当てられる。
そこで、 ゲストOSの IPは 192.168.137.3 とかにしてみる
DNSは 社内の物でも 8.8.8.8 でもよいのだが、ping 192.168.137.1 が通らない


ipv4.method: manual
ipv4.dns: 192.168.137.1
ipv4.dns-search: --
ipv4.dns-options: --
ipv4.dns-priority: 0
ipv4.addresses: 192.168.137.2/24
ipv4.gateway: --
ipv4.routes: { ip = 192.168.137.1/24 }
ipv4.route-metric: -1
ipv4.route-table: 0 (unspec)
ipv4.routing-rules: --
ipv4.ignore-auto-routes: いいえ
ipv4.ignore-auto-dns: いいえ

よくよく見ると、gateway が設定できてない。
この辺りは、デフォルトゲートウェイを使う方のネットワークカードに切り替えてやる必要がある。

nmcli c m "ens33" ipv4.never-default yes
nmcli c m "ens37" ipv4.never-default no
つまり、こうじゃ

ping が VMnet8が通らないのはPingのファイアーウォールの設定が原因だった
部分許可になっていたので弾かれた様だ。
社内だからドメインポリシーが有効になっていた。

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