オミクロン株のリスクの軽さについて言及してる記事の信憑性が低い理由 その3
オミクロン株のリスクの軽さについて言及してる記事の信憑性が低い理由
オミクロン株のリスクの軽さについて言及してる記事の信憑性が低い理由 その2
オミクロン株はどうやら風邪じゃなく風邪未満のようだ。最悪熱がでても1日とかで下がる。
「軽い症状だなという印象がありました」
「せきもなくタンの絡みもなく」ワクチンの副反応の方が重そうだな https://t.co/onuztpeQ5t pic.twitter.com/6lrLIH9e3m
— You (@You3_JP) January 11, 2022
今度は、オミクロン株が風邪と同じなので、ワクチン不要だというツイートが流れていたのですが、元のニュースを探してくると内容が180度違いました。
オミクロン株の感染者「味覚に異常なく風邪かと」|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
元のニュースはこれなのですが
ポイントが2つ
・ニュースの内容は「ワクチン接種をしている場合、オミクロン株は風邪の症状と変わらないことが多い」と言ってる事
・報道カメラマンが、2日前まで熱があって陽性反応があったという女性宅に押しかけていって、密室の中でインタビューしてる事。 → やらせなのでは?
・にもかかわらず、ワクチン無関係に風邪と同じ危険度だと勘違いしそうなタイトルで報道している事。
(・ω・) 。o ( 日本のコロナ対策の失敗を助長すべくこういう悪意のあるニュースを流してるテレビ朝日さんはやっぱり反日メディアなのですね )
Report from South Africa's Omicron hot spot spurs cautious optimism | CIDRAP
比較的されることが多い、南アフリカのオミクロンホットスポットからの報告が楽観主義に拍車をかけているという記事。
要約をまとめるとこんな感じ
・オミクロンについて楽観的なことを書いている記事は初期のものをソースにしていることが多いので信頼すべきではない。
・ワクチン接種者がかなり感染している。
・以前コロナの死亡率は23%だったが、オミクロンが蔓延して死亡率が6.6%に下がった。
・オミクロンが発症したばかりの人が多く、今後重篤になる患者が多くなるか正確に把握するためには数週間かかるかもしれない
Is Omicron now falling in South Africa? | The Spectator
イギリスのスペクテーター誌は最新のデータを引用しています。
確かに、新型コロナの平均死亡率は10%未満に下がりましたが、
1月に入って、死亡率が去年の7月のピークの4割に急増しています。
今後も増加するなら警戒する必要があるでしょう。
オミクロン株がそれほど重篤化するリスクが高くないことは歓迎すべきことですが
以下の2点を論ぜずに新型コロナは今後どんどん取るに足らなくなるからもう規制する必要な全くないと拡散するのはよろしくないと思います
・現在ワクチン接種の効果がオミクロン株でも70%程度あるとされ、オミクロン株が比較的軽症である理由の一つであること。(ただし、デルタ株の重篤化のリスクの半分以下であることは間違いない)
・南アフリカの例のように、時間が経たないと、正確な重篤化のリスクは分からない。
(新型コロナが感染者が出はじめた初期と比較して、感染者数が落ち着いてきて死亡率が激増したのをお忘れでしょうか?)
・死亡リスクが1/4でも、感染者が数倍~十数倍となると、患者数も死者数も多くなるのをお忘れなきよう ・ω・
オミクロン株は重症度と死亡率が低い、ワクチンによる感染予防効果は70%ただし5か月でほぼ10%に | 新発田市耳鼻科の医療豆知識
新発田市耳鼻科のオミクロンに関する記事辺りが正確で堅実です・ω・
【新型コロナ】豪州でオミクロン株感染拡大、香港で空気感染示す調査 - Bloomberg
中国共産党機関紙、人民日報の系列紙である環球時報が報じた。それによると、1つは新型コロナの死亡率がインフルエンザと同程度の0.1%になること、もう1つは1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」が1-1.5のレンジにとどまることだとした。 |
余談ですが、中国方面から、新型コロナがインフルエンザ並みのリスクになることが盛んに宣伝されています。行き過ぎた、新型コロナ軽視の考え方は、中国の圧力の影響じゃないかと思っています・ω・
最初の記事のコメントで、荒川先生のことを少し書いていたのですが、
まだ読まれていないようなのでオミクロン株の記事を紹介しておきます。
オミクロン変異考察
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n71264252529a
「トライ&エラーを経ていないという事。つまり、オミクロン株は人工的に作成されたウィルスではないかと強く疑われるという事です。」
奇妙なオミクロンはどこから来たのか?: Scienceに掲載された記事より
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/nbf409f4975c0