【新型肺炎】山中さんの解説したコロナウイルスの解説サイトの情報が色々酷い件

「甲子園中止の本当の理由」など紹介…山中伸弥教授、コロナ独自解説の個人HP開設 : 医療・健康 : 読売新聞オンライン

山中さんが個人HPを開設して分かりやすくコロナウイルスを説明してると話題になっていたので除いてみました。

ところが、掲載されている情報が、コロナウイルスを軽視していたころの古い情報だらけで、つっこもどころがいっぱい((((・ω・)))))

一番ひどいのは、ニューヨークタイムズがWHOの発表を鵜呑みにして掲載した、感染速度と致死率を指名した図です。

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現状では、致死率は4%以上12% に達するとの見込みです(個人的には15%~20% に達する国もあると予想しています)
また、R0 についてもSARSを上回るという見解が一般的です

そもそも、WHOの見解である R0=1.4-2.5 を参考すれば、陽性患者を 7割程度把握しておけば R0が最悪の 2.5だったとしても封じ込めはできたはずなのです。
訂正された感染速度をWHOは発表せず、マスコミもほとんど報じなかったため、色々な国で爆発的な感染が発生しました。

また、使った図からは、死亡率が0.1~ 4%程度になることしか見受けられませんが、
後述の 年齢別の死亡率についても、注意喚起をするうえで、中国のデータを鵜呑みにするのはあまりよくありません。
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正直、こんなの掲載されても、この資料大丈夫なのかという不安しかありません。
火星だし・・・。
一番大きなポイントは、SARSの時も、中国だけは致死率が7%前後で落ち着いたにもかかわらず、各国10~15%の致死率となったことです。

今回の中国も6~7%程度でとどまると思いますが、SARSの例を考えると同様に15%を超える国が出てくることが予想されます。
正直、脅威を伝えるうえではこれではまだまだ過小評価です。

MERSの致死率は40%近くなので、高齢者の致死率がMERS並みなのは正しいのですが、このグラフからはせいぜい15%程度にしかならないように見えます。

どうせ、開設するのなら、いにしえのコロナウイルス軽視されていた資料を使うのではなく、現状のを考察した、資料でコロナウイルスの脅威を伝えるべきだったのではないでしょうか?

また、「20代、30代であっても、500人に1人くらいは亡くなっています。若い人にとってもこの新型コロナウイルスは大きな脅威です。もし、500回に1回の確率で死亡事故を起こす乗り物があったとして、あなたは乗ることが出来ますか?」というたとえを挙げていますが、

実際は、事故を起こす確率が不明で、事故を起こすと500回に1回死亡事故につながるアトラクションの話であって、
若者が外出するのは、コロナに感染すると500人に1人死ぬかもしれないけど、そう簡単に、コロナに感染するはずがないと思っているからです。

脅威を伝えるうえで、一人の行動位では何も変わらないという思想が間違っていることを伝えるのが適切です。
例えば、選挙で1票の重み、みんなが同じような考えを持って行動をしてしまうと、とんでもない法案が通ったり、とんでもない政党が与党になって、日本がめちゃくちゃになってしまう例などを説明すればよかったのではないでしょうか?
まず、一人一人の意識改革が大事であることをつたえるべきです。

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