韓国 サムスン、ハイニックス、米マイクロン の カルテルのまとめ

DRAM談合カルテルで米集団訴訟 サムスン・SK・米マイクロン

韓国のサムスン電子、SKハイニックス、米マイクロン・テクノロジが不当にDRAM価格を引き上げたと主張する集団訴訟が米国で起こされた。
半導体業界からは、2004年に談合罪で半導体メーカーが多額の罰金を科され、役員が懲役刑を受けたケースが再現されるのではないかとの懸念が浮上している。

米大手法律事務所、ヘーゲンズ・バーマンは27日、サムスン電子、SKハイニックス、マイクロンの3社を独占禁止法違反で米カリフォルニア州北部連邦地裁に提訴したことを明らかにした。
その上で、2016、17年にスマートフォンやパソコンを購入した米消費者であれば、誰でも参加可能だと説明した。

ヘーゲンズ・バーマンは訴状で、「DRAM市場の96%を掌握する3社は、独寡占の地位を利用し、生産量を制限する一方、価格を引き上げ、不当な利益を得た」とし、その結果、2016年から17年までにDRAM価格が130%上昇。3社の売上高が2倍以上増えたと主張した。

半年前、韓国のサムスン電子、SKハイニックス、米マイクロン・テクノロジーの3社が 闇カルテルを行ってメモリの値段を釣り上げて大儲けしたとの集団訴訟があったのですが、その後すぐに中国で調査が始まりました

DRAMメーカーだけが潤う半導体市場は不健全(津田建二) - 個人 - Yahoo!ニュース

現在のDRAM市場は、この3社が世界市場の95%以上を占めている。それぞれのシェアは、サムスン電子が44.9%、第2位のSKハイニックスが27.9%、マイクロンが22.6%となっており、この3社だけで95.4%という数字である。

これらDRAM3社が寡占化しているからといってもカルテルを結んでいるという証拠はない。それも韓国の2社は犬猿の仲といわれるほどの強いライバル意識を持つ。ただ、DRAMは、これまで生産を始めてから、生産歩留まり(良品率)が習熟曲線に従って徐々に上がり価格は下がっていく、という性質のビジネスである。いわば昔ながらの大量生産による量産効果で値下がりしてきた。だから、値下がりしてくるのが当たり前の製品である。

ところがこの1年は、値上がりが続き、下げ止まらないという異常事態が続いてきたのである。半導体が今絶好調だと喜んでばかりいられない。2017年には3社の生産量はわずか3%しか増えていない。彼らの言い分は、NANDフラッシュに大きな投資を行い、DRAMに手が回らなかったということだ。NANDフラッシュは3D(3次元)化に進むことでメモリ容量を増やそうとしてきたが、いかんせん複雑なプロセスであったため、歩留まりが上がらず生産量を増やすことができなかった。ようやく今年に入り、歩留まりが上がり、十分な量を供給できるようになり、NANDフラッシュは値下がり始めている。

しかしDRAMだけは依然として値上がりが続いてきた。生産数量を増やさなければ値上がりするのは当たり前。これに対しても、実は今回の半導体メモリ不足が来る前の2015年6月から2016年6月までは、全世界の半導体産業は、対前年同月比でマイナス成長をほぼ1年間続けた(図2)。DRAMはその前の半年間在庫がたまりすぎて、はけ終わることを待っていたのである。

6月に国内でも5月末に3社に調査が入ったとニュースで取り上げられました

中国は三星(サムスン)、ハイニックス(Hynix)、マイクロン(Micron)がDRAM価格の談合を行った
中国、独禁法違反でDRAM企業に立ち入り調査し大量の証拠資料を入手 - PC Watch

呉局長は、「通報を受け、市場監督管理総局はSamsung、SK Hynix、Micronが独占禁止法に違反するとして立案し立ち入り調査を展開。すでに3社より大量の証拠資料を得ている。その後、この3社から製品の供給を受けている数十の企業にも調査をし、証拠となる資料を整理/仕分けした。3社の責任者とも意思疎通を図っており、調査の進捗についても3社にフィードバックをしている。

調査はすでに最終段階に入っており、今後、反壟断局は関連する市場の調査、市場シェアの確認、市場における位置づけおよび商習慣について討論を重ね、調査を継続。市場の競争公平性を維持し、消費者の利益を確保する」と語った。

今月のは、その捜査で大量の証拠が見つかり最終局面に入ったと言うニュースでした・ω・

Samsung と Hynix は韓国企業、Micron は例の不良メモリを子会社に書き換えさせて流用していた悪徳企業ですね

この3社が世界のIT発展に大打撃を与えて利益をむさぼっていたとしても、全然驚くに値しないぞ・ω・

ドスパラがSSDの品質詐欺。1億秒と2千万秒前から知ってた

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