巷で流行りの『情強』、『情弱』について分かり易く解説してみた
よく、SNSや掲示板などで
『Windows 10を使ってるから情強』『Windows XPを使ってるやつは情弱』
『情強はiPhone』『情弱はAndroid』
『情強はCore i5 情弱は Core i7最強だと思ってる』
なんて言葉が使われています。
でも、この『情強』、『情弱』って何でしょう
調べてみると、
情報弱者、情報強者 の略で、ITリテラシーにたけてるかどうかって意味で使われてるようですね。
でも。利用しているハードウェアやソフトウェアでそれを切り分けてしまうのは些か乱暴な気がします。
例えるならば、
『部長だから偉い(なにをしてもいい)』
みたいな風潮が垣間見えます。
じゃあ、定義するならどうなるって話なんですが
情弱 | 中庸 | 情強 |
入ってきた情報を鵜呑みにする | 入ってきた情報を調べたり、周りに確認したりする | 自分で正しく判断したり、分析できる |
利用しているハードウェアを過信する。スペック至高論者 | コスパに見合ったハードを使える。 | ハードウエアのメリット・デメリットを理解した上で情況に応じて使い分けができる |
最新のソフトウェアを過信する。新しいもの至高論者。メンテナンスなんて必要ない | セキュリティアップデートやHotfixなどを正しく導入する知識がある。 | 使っているソフトの欠陥だけでなくセキュリティアップデートやHotfix などの問題点なども把握した上で、それを補う対策ができる。あらかじめ予防策がとれる。 |
不具合や異常があっても気付かなかったことにして、使い続ける。 | 不具合や異常があった場合、報告・相談したり、情報を調べたりできる。 | 不具合や異常があった場合、自分で分析して解決できる。 |
|。・ω・) 。o ( このあたりが正しいあり方じゃないですかね? )
という訳で、私の提唱する具体的な使用例がこちら
情強例:
・Android を使っているけど、月々のセキュリティ更新が心配いらない Nexus を購入し、セキュリティソフトを入れている
・Windows XPを使ってるので最新のセキュリティソフトを導入した上で、IEは使えないようにしている。
・Intel Core は世代・電力モデルによって大きくパフォーマンスが異なることが理解できている。
・メールのメッセージヘッダを見て、標的型攻撃メールかどうか判断できる。
・添付ファイルはプロパティを開いて中身を判断してアンチウィルスに通した上で、自動実行機能(マクロ等)を無効化した上でプレビュー機能を使えば危険は少ない。
・パソコンは使っていると遅くなるので、1年くらいたったら工場出荷状態に戻して使う
情弱例:
・iPhone を脱獄して、通常インストールできない便利なアプリを沢山いれている。
・Windows 10 には最新のセキュリティが搭載されているので、海外のエッチなサイトを見ても大丈夫。
・Intel Core i7ならハイスペック、Core i5 ならコスパ最高で間違いない。
・Windows 2000なみにパソコンが遅い(正しくは、Windows 2000世代のパソコン並みに)
・最近の標的型攻撃メールは、文体を見れば判断できる。
・怪しい添付ファイルは開いてはいけない(怪しく無かったら開く)
・パソコンは使っていると遅くなるので、3年くらいたったら最新モデルに買い替える
※あくまでも、私の意見ですよ ・ω・
Intelの(PCの)石全般、でいい気はする
i7なら無難か、くらいには思ってるな。どうせ買うの中古だし
近頃のAtom/Celeronが結局どうなのかも、手にしてないのでさっぱり
あとまるでわからないのはARM
何にでもレッテル貼って晒し者にするという社会的雰囲気が感じられますね。
この他に『特殊(逸脱者・亜種・熟練・無知の境地)』が存在するんだよなぁ
・原理はよくわからないが、とくに問題なく使えてる
・危ないサイトはすぐわかるので完全回避する
・諸事情でCにシステムを置いてない
・古いセキュリティソフトだが、古い故に使いやすく問題もおきず、リスト更新もしっかり行えている
・毎回適当に買っているが相性抜群
・同じOS環境のはずが、何故か使えるソフトに差があって存在がご都合主義と化している
などなど……。
もはや野生の勘レベル