中国HUAWEI製 端末、長期間電源を入れないとシステムイメージが飛び始めることが発覚

とても安いことで有名な、中国 華為技術(HUAWEI) ファーウェイ・ジャパンのAndroid端末を久しぶりに使いたいというお客様の依頼を受けました ・ω・

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症状は、 問題が発生したため、 com.android.settings を終了しますと表示されて、設定画面が起動しない他、Google Play を除くほとんどのアプリケーションがクラッシュするというものでした。

試しに、Google Play でアプリをアップグレードしてみたところ、アップグレードしたソフトのみ全て、起動できるようになりました

|・ω・) 。o (これ、もしかして、システムイメージROM領域が吹っ飛びかけてるんじゃね?)

という訳で、工場設定に戻す試みをやってみました

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電源を落とした後、ボリュームの上+電源で起動

wipe data/factory reset を敢行

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確認画面が面白すぎる・ω・

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消えました。

設定が壊れてるだけなら、これで起動できるはずなのですが…。

システム再起動後、ホーム画面すら起動しなくなりましたとさ ・ω・

そんな NAND で大丈夫か? SSDもTLCに置き換わる恐怖

NANDE そんなことになったかというと、恐らく端末価格を下げるために安物のTLCをシステムフラッシュに採用してるんですね!流石中国。
だから、長期間電源を入れないと、データが揮発しはじめる訳です。
今は、一部のアプリケーションが辛うじて起動していましたが、もう少し、電源入れるのが遅ければ、起動画面すら出てこない文鎮になったんじゃないでしょうか ・ω・?

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6件のフィードバック

  1. より:

    世の中の製品すべてがそんなことになってるとは思いたくはないですが、製品を選ぶ際の重要な目安にしたいと思います。

  2. kitamuramasa より:

    要するにDRAMなのね
    リフレッシュサイクル1年くらいの(w

  3. PCK より:

    あの天下のiPhoneもTLC NAND採用してたような…。

  4. anonyomous より:

    比較的高品質なMLCを採用していてもある程度使用したものであればリフレッシュされない限り半年程度でデータが壊れ始めますよ
    使い込んだものなら半年どころか一か月も持ちません
    SSDは価格を下げるために微細化のし過ぎで寿命がどんどん短くなっています
    セルあたりの書き換え上限が今ではMLCで1000~3000回程度になってしまっています
    実際にはこの回数も書き込みの上限であって、例えば一か月放置した後に正常に読み込めるかを寿命の定義とした場合はこれよりずっと少ないことになります
    今後もSSDの低寿命化は続くと言われていますし、ユーザー側の管理の知識もより大切になってくるんでしょうね
    そしてファーウェイ製以外も一定期間通電させないとフラッシュメモリを使用した製品は必ずいつかデータが壊れるので適切に管理しましょう

  5. Rufus より:

    久しぶりって、どれ位の期間を置いての復活なんでしょうかね?
    TLC に限らず、NAND フラッシュは宿命的に電源を入れずにデータを保持するのが苦手なので、書き換え回数が少ないからと言って使わないでいるとこういうケースが稀によくある様なので、あんまり長期間(半年以上、年単位は論外)お蔵入りにするのはお勧めしません。

  6. 黒翼猫 より:

    半年くらいだと聞きました。データ領域のデータがふっとぶのは仕方ないとしても、
    システムリカバリイメージ領域まで吹っ飛ぶとは思いませんでしたね

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