Chrome 36などが動作するようになったWindows 2000拡張カーネル v2.8cリリース

Windows 2000 Kernel32 改造計画【BM】

拡張カーネル v2.8c リリースしました

Win2000のNtQuerySystemInformationに16年来のバグ
以前こんなバグを見つけて修正したのですが、これによって ESET が通常動作していなかった機能が動くようになってしまい、メモリリークを引き起こして死ぬというバグがあるため、機能を無効にしてほしいという要望といただきました。

ntq
そこで、バグであるにもかかわらず、バグを修正しないオプションというのを追加しました。

変更点
インストーラー
NtQuerySystemInformation のバグを直さないオプション追加
DX9拡張機能設定ソフトアップデート

KERNEL32.DLL
Chrome 34以降がバグでクラッシュしないように境界条件を変更
v2.7ゲーム対応版、およびフルバージョン全部で.Net Framework 4のWPFアプリがクラッシュする不具合修正

英語版も日本語版に合わせて更新
enu
英語版で SRWare Iron 36が動いてる様子

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14件のフィードバック

  1. 黒翼猫 より:

    ブログの拍手コメントに
    「Process Explorer が誤動作or起動失敗するのです」って書いてるけど、バージョン書いてくれんと分らん・ω・;
    うち問題ないし

  2. 誤検出 より:

    Windows2000-KB935839-v28c-x86-JPN.EXEをダウンロードしたら、ダウンロード中にAVASTがウィルスだと誤検出してダウンロードが止められてしまいました。
    AVASTを停止してダウンロードしなおしましたが、何が引っかかったのでしょう?

  3. オペラ より:

    はじめまして。
    いつもこのブログを参考にさせて頂いています。
    v2.8cの設定について
    「関数の無効化」の6項目、
    上部の5項目のチェック項目について
    チェックを入れるのと入れないのでどういう違いが生じるのか
    詳しく書かれている頁が過去のバージョンのものにでもありませんでしょうか?
    宜しくお願い致します。

  4. 黒翼猫 より:

    ダウンロード後、解凍したファイルをスキャンしてみていただけると助かります。
    そこで引っかからなければ100%誤検出です

  5. 黒翼猫 より:

    過去に紹介した、詳細設定をリファレンス記事にまとめました、参考になるでしょうか

  6. 誤検出 より:

    黒翼猫、レスありがとうございます。
    ご指示の通り解凍してスキャンすると、何も検出されませんでした。
    でも、アーカイブのままスキャンすると「Win32:Malware-gen」として検出されます。
    AVASTはこの手の誤検出が結構多いですが、たまたまアーカイブになっているバイナリの中にAVASTが気に入らないワードでも入っていたのでしょうね。

  7. tabo01 より:

     こちらの環境依存かもしれませんが御報告致します。
     拡張カーネルv2.8c無印、及びGにてVistaMUI、関数無効化のパッチが効かずに、チェックBoxに関わらず全関数有効の kernel32.dll がインストールされてしまいます。テンポラリフォルダの中で確認しても同じでした。
     パッチを当てていると思われるdos窓は「…一致しません」と読めるものが複数流れた後、「…書き換え成功」で終了し、インストール本体のダイアログに移行しますが関数無効が反映されません。
     余談ですがこの状態でインストールした状態だと ProcessExprorer が 1のコメントの如く妙な動作をしました。表示される process が interrupt と DPCs の全2ヶとなりました。(v.11.04 とv.16.0にて確認)
     なおv2.8b までは関数無効化が有効だったのでそちらを運用させて頂いて個人的には満足しております。

  8. 黒翼猫 より:

    一つ思い当るところとしては、魔改造版にはいってるXPのCMD.EXEを改造したものとWin2000版のCMDは動作がちがうのかもしれません。
    Win7上で開発して魔改造版Win2000の上で動作チェックしたのですが、確認してみます。
    #素のWin2000でも再現しなかったので
    古いrplbfile.exe が WINNTフォルダ以下パスの通ってるところにないか確認してもらえないでしょうか

  9. tabo01 より:

     お手間かけてます。rplbfile.exe はパスの下には存在していませんでした。cmd.exe は v.5.0.2195.6995 です。
     あと kernel32.dll の関数ですが ユニの分が全関数有効になってスイッチが効かないのに対して、マルチの分は ApplicationRecovery系 のみ スイッチの on/off が効きました。(他の関数は有効のみでスイッチが効きません)何か参考になれば良いのですが。

  10. 黒翼猫 より:

    user32の PrintWindow や d3d9.dll(DX10stub) の無効化の方はどうでしょうか?
    こちらは別の方法でパッチを当ててるのですが

  11. オペラ より:

    お世話になっております。
    これにより、Chrome 36が動作するようになったとのことなのですが、
    Chromeは全体的にWINDOWS2000で正常動作させようとすると苦労するようです。
    それで、バージョンにはこだわらないからとにかく不具合の少ないものを入れたいというユーザー用に
    このブログからの推奨バージョンみたいなもののリンクを張っていただけませんでしょうか?
    どれを使っても完璧に動作させるのは難しいということなら、
    試行錯誤した結果「WINDOWS2000でChromeを使うならコレ」みたいな定番のバージョンを紹介して頂きたいのです。

  12. オペラ より:

    >>5
    大変参考になりました。
    ありがとうございました。
    あちこちにある断片的な情報を拾って来て、
    最終的な結論を出すというのは初心者には意外と大変ですので、
    こうしたまとめ記事のようなものを出してくださると
    大変に理解しやすくなって助かります。

  13. 黒翼猫 より:

    http://w2k.flxsrv.org/brwk2.htm
    まとめ情報はこちらにあるのでどうぞ

  14. オペラ より:

    >>13
    ありがとうございます。
    2000の利用者全員が改造版を使わざるを得なくなったときは
    詳しいまとめをよろしくお願い致します。

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