プログラムが起動しない時に確認すべき６つのこと

プログラムを起動しようと思ったら、プログラムは起動せず、しかし何もメッセージが表示されない。そんなことはありませんか？

よくある事例を並べてみました。

1. 前回終了できなかったプログラムがタスクに残っている

確認方法： Ctrl+Shift+ESCでタスクマネージャーを起動してプログラムが残っていないか確認。
解決方法： タスクマネージャーでそのプログラムを選んで強制終了。

2. ESC のロックがなぜか入っている (Windows 2000など)

原因： リモート接続や、Explorer起動時のキーボード判定による状態の不一致。
解決方法： 一度 ESCを押してみる。

ちなみに、ALT が入りっぱなしになっていると、ショートカット起動したときに、プロパティが表示されます。

3. ランチャー経由で起動するアプリケーションが内部エラーで起動できない

原因: 『有効な Win32 アプリケーションではありません』『プロシージャ エントリポイント が ダイナミック リンクライブラリ から見つかりませんでした』などでメインプログラムが起動できていない。
典型的な例が、プログラムインストール直後の「プログラムを起動する」にチェックを入れても何のエラーも表示されず起動できないケース。

確認方法: アプリケーションフォルダに含まれるそのほかの exe ファイルを直接起動してみる。
解決方法: Runtime のインストールや、アップデートで解決するケースもある。

4. 正規のファイルが破損している場合。

原因: スキャンディスクなどでファイルが壊れるケースもあるが、ウィルスなどが原因のこともある。
確認方法: ファイルのプロパティや、チェックサムやサイズを確認してみる。ウィルススキャンをかける。

5. 関連サービスや前提Runtimeが入ってない。

原因: Windows Update が BITS などを前提にしているように、特定の Runtime やサービスが起動していないと起動しないものがあります。
.Net Framework アプリケーションの中には、非インストール環境で、わかりやすいエラーも出さずに強制終了するものがあります。
確認方法: 前提条件を確認する。

6. 画面外にアプリケーションが起動している。

確認方法: タスクバーやタスクマネージャーにはアプリケーションが確認できる。
解決方法: ALT+SPACE+Mなどでアプリケーションの移動をする。 位置修正するソフトを使うなど。