Windows XP SP3 を Tablet Edition にしてみる実験

Windows 標準搭載のソフトキーボードが小さくて使いにくいので、いいのないかなと思ってたら、XP Tablet Edition のキーボードが大きくて使いやすいと聞いたので、XP SP3 を Tablet Edition にしてみる実験をしました。

ちなみに、ソフトキーボード（スクリーンキーボード）はこんなやつ。
Win+Uを押すと呼び出せます。

Guide: Windows Tablet 2005 in Windows XP - Micro PC Talk Forums
海外にこんなサイトが

ただ、ここで配布してる TABLET-SP3-FILES.rar は海外版でライセンスの問題もあるので使えないよ|･ω･)ﾉ

まず用意するのはXP Tablet Edition 2005 の CD2 と XP SP3 のフルインストールパッケージを解凍したもの

ダウンロード詳細 IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージ

SP3を解凍すると \i386\root\cmpnents\tabletpc\i386 の中にタブレット関連のファイルがあるので

これを CD2の中の \CMPNENTS\TABLETPC\I386 に上書きするとOKだよ。
もちろんCDに上書きはできないので、
C:\TABLETに \i386\root\cmpnents\tabletpc\i386 の中身をコピーした後、XPSP3のファイルを上書きしてみましょう。

.Net 1.0SP3 が必要なので、この配布サイトの TABLET-SP3-FILES\I386\SVCPACK から NETFX.CMD を使って .Net Framework 1.0 SP3 をインストールします。

うまくいかない場合は、
何故か .Net Framework 1.0がインストールできないPCに強行導入
の記事を参考にしてね

次に XPSP3の中の i386\ip に tabletpc.ca_ と tabletpc.in_ があるので、これをそれぞれ cat と inf に解凍して C:\TABLET の中に

それから、コピーした C:\TABLET に入ってる TabletPC.cab の中身も解凍して C:\TABLET に格納しておきます。

後は、

を実行するだけ
Copy2gac.exe がない場合は、\CMPNENTS\NETFX\I386\NETFX.CAB に入ってるので、該当フォルダにコピーすればいいよ。

インストールが終わったら、再起動

こんなのが出てたら成功

クラシックモードだとこんなキーボード
ログイン画面ではキーボードが自動的に表示されるよ

で、画面を半分占有してしまうキーボードだけど、ちゃんとタッチパネルを使っているのを検出すると、インプレイス・ティップ(インプレース入力パネル)という機能が使えるそうです

ITmedia PCUPdate：ペンコンピューティングの過去・現在・未来――Windows XP Tablet PC Edition開発者が語る（前編：進化編） (1/2)

Tablet PC入力パネルがフロートで大きさ変更できるともっと良かったんですけどね