Firefox のクラッシュレポートを Windows 2000で使用可能にする

標準状態のWindows 2000で、Firefox 3.xがクラッシュした時に、以下のようなダイアログが出たことはありませんか?
foxcrash
『Firefox の動作に問題が発生し、不正終了してしまいました。再起動時には以前表示していたタブやウィンドウを可能な限り復元します。
クラッシュレポーターはクラッシュレポートを送信できませんでした。
詳細: クラッシュダンプファイルが残されていません。』


実は、これ、Windows 2000に入っている dbghelp.dllが古すぎるのが原因です。

新しいdbghelp.dllを 32 ビット版 Debugging Tools for Windowsからダウンロードしてインストールしたフォルダから抽出して、System32にSRCPYなどでコピーするか、Firefoxのフォルダにコピーすることで問題なく使えるようになります。(後者の方法はHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session ManagerのSafeDllSearchModeが0になっている必要がある)

foxcrash2

ちなみに、MiniDumpWriteDumpと言う任意にクラッシュダンプを生成する関数が、XLU.DLLから呼ばれていて、おそらくこれを利用してるのでしょうね。

関連サイト:
Bug 382124 – Crash Reporter (= Breakpad) doesn't write minidumps on Windows 2000 (old DbgHelp.dll / MiniDumpWriteDump())
もじら組フォーラム [One Topic All View / Re[1]: 突然、Firefoxが不正終了してしまう。 / Page: 0]
TB_Labo ver. 0.10

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