Windows 2000 で X58 + ICH10R + Core i7 その2
さて、ちなみに、Core i7 は CPUが4コア 8スレッドなのですが、Win2000では8CPUとカウントされてしまうので、Advanced Server以上じゃないと、すべてのスレッドを同時に使用することはできません。
取り敢えず、うちには DSP版と別に MSDN版があるのでそれを入れてみました。ちゃんと8つのタスクが見えています。
とりあえず、CrystalMark 2004 R3でベンチマークを取ってみましたが、スコアが、 X48 + X3360(3G) より若干劣っています。
調べてみると、CrystalMark 2004R3は最大4スレッドのベンチマークなので、論理CPUが5つ以上あっても意味がないそうです。なるほど。
ちなみに スコア 213238 でした。
というわけで、最大8スレッドに対応している、 3DMARK 06 をやってみました。
スコアが、4コアの X3360(3G)で 4586、8論理コアの Core i7 920(2.66G)で 4831 となりました。
これをクロック比にしてみると、
Xeon 1537.4, Core i7 1812.8
Hyper Threading Technology(HTT) による 恩恵は20%という話なので、この結果を見ると、1コアあたり、118%の性能 UPということで、Windows 2000 でも、HTTの性能を使いこなせているということがわかります。
最後に CrystalDiskMarkの結果です。
先日同じ筐体で組んだVIA RAID と比較するとぜんぜん速いですね。
さすが、ICH10Rといったところでしょうか。
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MSDN版W2kは8コア対応なんですか?
XPなどと違って、CPUやメモリ上限がバージョンによってバラバラなんで…
初歩的な質問ですみません。
MSDN版はDSP版と同じですが、
エディションによってコア数の対応上限が違います
Professional 2個
Server 4個
Advanced Server 8個
Datacenter-8Way-MPU 8個
Datacenter-16Way-MPU 16個
Datacenter-32Way-MPU 32個
http://support.microsoft.com/kb/265173/ja
XP以上はマルチタスクに最適化されてたのでわかりやすですが、
2000やNTは結構、バージョンに依存しますね。
HTで物理コア4+仮想コア4=8になるのは、
気をつけないと見落としがちになりますね。