Windows Media Player 11 を Windows 2000に

さて、Media Player11 ですこれは gdiplus が必須なのであらかじめインストールしておいてください。
XPの msvcrt.dllが必要なので、kdwも 2kdll/advapi/kernel32/shell32/shfolder/user32 が最低限必要になります＞＜

まず、Windows Media Player 11 for Windows XP (32 ビット用)
Windows XP 用 Windows Media Player 11 のセキュリティ更新プログラム (KB936782)
Windows XP 用 Windows Media Player 11 の更新プログラム (KB939683)

をダウンロードします。
wmp11-windowsxp-x86-JA-JP.exe を /c /t:解凍フォルダオプションで展開、
残り二つは /x オプションで展開します。

wmp11-windowsxp-x86-JA-JP.exe を展開するとアイコンのない実行ファイルが６つ出てきます。

うち、umdf.exe はWindows2000で今のところ使用不能なので、あきらめます。
wmdbexport.exeはそのままだと実行できないので、fcwin2kで2000で実行可能にします。
（OS Ver を2000以下にして実行可能のチェックを入れて書き換える）
残り４つを、 /x オプションで展開します。

同様にsetup_wm.exeも実行可能にし、wmp11.exe 解凍先の
unregmp2.exe, wmccds.exe, wmccfg.exe, wmbdexport.exe wmlaunch.exe, wmpenc.exe, wmplayer.exe, wmpnetwk.exe, wmpnscfg.exe, wmpshare.exe も実行可能にします。

wmfdist11.exeの解凍先の drmupgds.exe, logagent.exe, uwdf.exe, wdfmgr.exe, wmsetsdk.exe, wpdshextautoplay.exe も同様です。

うち、drmupgds.exeとportabledeviceapi.dllには、2kdllの適用をします。
あと、wmpnetwk.exeは、HTTPAPI.DLLとXP用の IPHLPAPI.DLLが必要なのですが、
IPHLPAPI.DLLはWindows2000にはすでにあるので、\Program Files\Windows Media Playerにコピーします。

そのほかには、XP用の dbghelp.dll, wiaservc.dll, MFPLAT.DLL, faultrep.dll が必要なので、system32にコピーする必要があるのですが、 dbghelp.dllは windows 2000にすでにあるので、上書きが不安な場合は、 dbghexp.dll にして、 wmp.dll の中をバイナリエディタで dbghelp から dbghexpに書き換えます。

EVR.DLL, AVRT.DLL, MF.DLL, SLC.DLL. PROPSYS.DLL, がもしかすると必要かもしれません。

インストールは wmfdist11から先に、wmp11を次に実行します。

インストールが終わったら、設定画面が出てくるので、カスタムを選んで morawin-type1betaを後からにします
（これはWinXP互換モードじゃないとインストールできません）

無事インストールが終わったら、起動できます。

途中でブルースクリーンになったりする場合は、 2kdll適用忘れや、実行可能にしてないバイナリがあるのが原因です。
がんばってください。

セキュリティアップデートを適用すると例によって、バージョンが違うといわれるかもしれません。
その場合は、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MediaPlayer\Setup\Installed Versions
レジストリを操作してください。

例： 11.0.5721.5230 -> 00 00 0b 00 6e 14 59 16