【これは酷い】「大阪のバスガイド、再感染か?」のニュース。実態は府の対応が中国より杜撰。フェイクニュースだった件【新型肺炎】【2/28追記】

中国で再感染の可能性のニュースがあったり、カナダで治癒後陰性にならないケースがあるという記事を以前書きました。
中国の件は結局
「理論上は再感染の可能性があるが、この可能性は微々たるものだ。患者の体内にウイルスが残留しており、退院時のさまざまな原因により検出されなかった可能性が高い」
となったようだ。

1月15日 大阪市内(ベイエリア)
1月16日 大阪市内(大阪城エリア・心斎橋エリア)・府外
1月17日午前 大阪府内(関西国際空港)
1月17日午後~1月22日 別のツアーのバスにガイドとして乗車
1月17日午後~1月18日 大阪府内(関西国際空港・大阪城エリア・心斎橋エリア)・府外
1月19日 府外(鼻汁)
1月20日 発熱、医療機関(府外)受診。受診してからはマスクを着用(以降の日も終日着用)。
1月21日 医療機関(府外)受診
1月22日 体調不良でガイドを交代し、大阪府外から大阪市内へ移動。大阪府内の医療機関Aを受診。大阪市内の自宅に戻る。【訂正済み】
1月23日 症状改善なく保健所に相談し大阪府内の医療機関Bを受診。発熱、呼吸器症状および、胸部CT画像で肺炎所見あり入院となった。
1月24日~1月26日 37度から38度台で継続した発熱
1月28日 疑似症サーベイランスとして、国立感染症研究所へ検体搬送
1月29日 症状は改善。咳のみ。経過観察のため入院中。陽性判明
2月1日 退院
2月5日 健康観察終了
2月6日 受診 せきあり  PCR検査を実施し、「陰性」を確認
【1週間後のフォローアップ】
2月13日 受診 症状なし
【2週間後のフォローアップ】
2月19日 のど違和感と胸の痛み
2月21日 受診 のど違和感と胸の痛み
2月22日 受診 のど違和感と胸の痛み
2月25日 受診 のど違和感と胸の痛み 
2月26日 PCR検査を実施し、検査陽性が判明
これは酷い

・「無症状かつPCR検査陰性」に分類されている
症状が改善した後、陽性反応が出たため、直ったものとして追加のPCR検査すらせずに3日で退院させてしまっている
・「咳が収まった期間があるかは不明」
・安定していた期間は1週間だけ。
・症状が悪化した2月19日にもPCR検査について言及されていない。
SARSでも解熱後、10日未満であれば感染事例がある。

これ、むしろ、PCRの確認すらせずに、症状が治まって3日で退院させ、たった1週間で健康観察終了し、その翌日から症状が出ていたのに放置し続けた、大阪や国や問題があっただけで、再感染でも何でもないです。

正直、ダイヤモンド・プリンセス号の下船より問題にすべき案件です。

追記:2020/2/28 こんなの見つけました

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