アラビア語のフォントによる表記の微妙な違いについて

Twitterで、こんなコメントを見かけました。
arbic
『Windows2000から見たら「لله」になってた「ﷲ」がXPではきちんと「الله」になってる。』


何がおかしいのかちょっとわかりにくいので、いろんなフォントで書き出してみました。

まずは、Windows 2000+Office2003から
arabic

「ﷲ」は神「アッラー」を表す特殊な字なのですが、上のグループを見ると、一番右の文字(アラビア語は右から書くので、『ア』の部分が欠けています。
真ん中のグループはさらにシンプルになって、発音記号らしいものが非表示になっています。
完全に表示できてるのは、 Arial Unicode MS と Segoe UIの2つですね。

arabic2
次は 素のWindows 7。
Arial Unicode MSは入ってないのですが、Tahomaや Microsoft Sans Serrif で正常に表示できるようになっています。

XPでみてみましたが、Windows 2000とほぼ同じだったので、Office などでインストールされているフォントが深く関わっているのでしょうね。

関連サイト:
アラビア語ちゃんねる

関連記事:
Windows 2000 に Segoe UI フォントをインストールしよう

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2件のフィードバック

  1. 「アッラー」がWindows2000で「リッラー」に化ける

     ツイッターでつぶやかれた「Windows2000では「للـه」になってた「الله」がXPではきちんと「الله」になってる。」を検証した、「アラビア語のフォントによる表記の微妙な違いについて」。
     現在…

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