|U・ω・)。o(ねぇ知ってる?携帯に磁気カード近づけると壊れるんだよ)
1. ICカードは磁石に近づけても普通は壊れない
最近携帯に NFC カードリーダー (フェリカなどのお財布携帯機能)を搭載するものが増えてきた中で、
ICカードに磁石を近づけても壊れないの?って質問があります。
■強い磁界が発生する場所に保管しない。 -テレビ、ラジオ、スピーカの近くにカードを放置しないようにする。 -カードに磁石(磁性のあるものを含む)に近づけないようにする。 |
NTTなどはできるだけ近づけないようにすると書いています
ですが、もっと詳しいレポートがあります。
1.非接触ICカードのコイルは、13.56MHz付近で共振するように設計されているので、この周波数以外の電界、磁界にはほとんど影響がありません。 2.静磁界は、マグネット磁石に触れた場合、磁気ストライプの記憶データが破壊されることはあるでしょうが、非接触ICカードは、影響しません。 3.磁気ストライプに書き込むときの磁界強度も、周波数が違うので、非接触ICカードに影響は、ありません(79500A/m) 4.ISO/IEC10373-6AMD4において、13.56MHおよびカードの共振周波数で12AT/mの磁界に30分さらしても、ICカードが壊れないこととなっています |
実際壊れることはまずないそうです・ω・
2. 磁気カードは携帯電話に近づけるとやばい
あんまり知られてない事ですが、携帯電話と磁気カードを一緒にするのはNGです。理由は3つあります。
A) 携帯には磁石が入っている
No.8 技術のルーツは知恵とアイデアでいっぱい|電気と磁気の?(はてな)館|TDK Techno Magazine
バイブレータの振動で着信を知らせる携帯電話のマナーモードも、ポケベルから受け継がれたもの。ブルブルという振動の発生にはモータが利用されています が、モータはできるだけ振動をなくすように設計されているので、ただ回転させただけでは、このような振動は生まれません。そこで、重心をずらしたおもり (偏心おもり)をモータの軸に取り付けます。すると、おもりの重心は軸からずれたまま回転することになり、モータ本体が振り回されて振動します |
携帯のバイブにはコアレスモーターというのが使われるのですが、固定子として永久磁石が使われています。
ネオジム系希土類永久磁石NEOMAXR:環境への取り組み:日立
スピーカーにも磁石が使われています。
磁石に磁気カードを近づけてはいけないってのは分かりますね?
B) おさいふ携帯は磁力を発生させる仕組みを使っている。
第8回 電子機器のノイズ対策とフェライト|フェライト・ワールド|TDK Techno Magazine
通信距離は数cm程度しかなく、近接させなければなりませんが、リーダ/ライタ側からの磁束変化をエネルギーとするため、カードに内蔵されたICはバッテリなしで作動します。 |
FelicaなどのNFCカードは電磁誘導という電磁物理学の仕組みを使ってバッテリなしで使えます。
簡単に説明すると、発電機などの仕組みと同じ方法で 磁石に近づけたりはなしたりしたときに発生する電気を利用してるわけです。磁石と同じ磁力を発生させるものに近づけると磁気カードは壊れてしまいます。
C) 携帯やスマートフォン自体が強い電磁波を出している。
磁気製品から離そう|磁気について|時計の知識|操作・機能|修理・サポート|セイコーウオッチ株式会社
ここにはありませんが、電子レンジ、ドライヤも非常に強い磁気を出しています。
単純に携帯を近づけただけでは壊れないケースもありますが、着信時や通信・通話時に強い電磁波が出て壊れるケースがあります。
昔、CRTしかなかったころ、その上に時計など置くと、磁力の影響で画像が歪むなど、影響がありました。
そういった「当たり前に起きること」を理解せず、便利だからとちゃんぽんにすると、痛い目に遭います。
BのNFCカードと同じ仕組みを使う「ワイヤレス充電」も普及してきましたよね。
ドラマ「ライヤーゲーム」で秋山が
スピーカを使用し磁気カード破壊する
と言う技を使ってましたよ
俺はPHSだから電波弱いし大丈夫
PHSにも、スピーカーとバイブ用モーターがありますよ・・・。
最近は磁気カードかと思ったらバーコードを印刷したただのプラカードでしたが増えましたね
>>磁気カードかと思ったらバーコードを印刷したただのプラカードでした
某タヌキのやつとか確かそうだな。
SEGAにあるルーレットでポイントが貰えるターミナルはタッチ反応も少し悪そうだが読み取りが時間かかるからなぁ。あまり使わないがLoppiのクーポンとかの読み取りもそんなもんなのかな?(どちらもQRコード読み取ってるはず)
この記事は、ちょっとNFCについてかじった方が書かれたのでしょね。
もしここに書かれた記事が本当ならとっくに問題になっているのですが、今まったく問題となっていなからですよ。